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【レシピ】卯の花の炒り煮

 若い頃は、自宅では煮物をあまり好んで作る方ではなかったのですが、最近は煮物類の常備菜を途切れなく作るようになりました。年齢による嗜好の変化は不思議ですね、自然と身体に良いものを求めるように変わってくるのですね。
 おからは大豆タンパクと食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境の改善や便秘防止に効果的ですね。生のおからはスーパーの豆腐売り場でも見かけるようになって、経済的にも大助かりな食材です。
 おから自体はパサパサしているので、具が少なかったり、しっかり油で炒めて味を煮含めてないと、高齢者にはパサパサが喉にむせて誤嚥しますのでご注意くださいね。
 味付けの調味料は、私は銀鱈やカレイなど白身魚の煮物を作った時の煮汁を捨てないで冷凍で保存して、これを使用しています。煮魚の汁は魚の旨味が凝縮されているので、新たにだし汁や醤油を使うよりも、美味しくなりますよ!
 他の煮汁は煮詰まっているので、味の濃さ(塩分)がわからなくなるので、味見して物足りないと感じるくらいの薄味で止めておきましょう。塩分は温度によって舌の感じ方は変わります。高温では塩味は弱く、冷めると塩味は強く感じるようになります。
調理中の味見ではちょうど良かったのに、冷めたら味が濃すぎた!なんていう失敗を人生でなんど繰り返してきたことでしょう。

材料
生おから1袋(250gくらい)
ごぼう 細いの1本
椎茸 2〜3個
にんじん 3cmくらい
長ネギ 1本
ちくわ 2〜3本
桜エビ 20g
サラダ油 大さじ2
だし汁 1カップ
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ2
みりん 大さじ2

作り方
1 生おからは袋ごと電子レンジで3分くらい加熱しておきます。
 (おから煮物は常温で置くと腐りが早いので、私は念の為にあらかじめ電子レンジで加熱してから使っています)
2  ごぼうはささがき、他の具材は薄切りして、大きめのフライパンか鍋で多めのサラダ油でよく炒めます。
3  1の生おからも入れてよく炒めます。(電子レンジ済みですが、小さい鍋だと生おからをしっかり炒めることができません)
4  調味料とだし汁を入れて、途中でかき混ぜながら5〜10分程度煮ます。

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