※ 「羽林頼家」は、鎌倉幕府第二代将軍、源頼家。源頼朝の長男。
※ 「羽林」は、羽林大将軍。 近衛大将の唐名。
※ 「舎弟千旗君」は、千鶴御前のことと思われます。伊豆国で流人生活を送っていた源頼朝が、伊東祐親の娘との間にもうけた男児。
※「御子一幡君」は、源頼家が若狭局との間にもうけた女児。
※ 「卒し」は、身分の高い人が死ぬこと。卒す。
※ 「義貟」は、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将、比企能員。
※ 「若狭局」は、鎌倉幕府の有力御家人、比企能員の娘。
※ 「親人《おやびと》」は、親である人。親者人。
※ 「孟母の子に道を教へし」は、孟母三遷の教え。孟子の母が、子どもの教育に適した環境を選んで居所を三度移し変えたという故事(教育には環境が大切であるという教え、または、教育熱心な母親のたとえ)。
※ 「功積」のふりがな「いさほし」は、勲し。功績がある、手柄があるの意。
※ 「蘭渓」は、鎌倉中期の臨済宗の渡来僧、蘭渓道隆。
※ 「陰隲」は、天がひそかに民を安んじ定めること。転じて、隠れて善行をほどこすこと。「騭」は定めるの意。
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