今日は晴れやかな嫁入り行列の日です。肩衣をつけた宰領ねずみ、提灯ねずみ、長持を担ぐ奴ねずみたち。長持唄の歌声とともに、花嫁ねずみをのせた御駕籠が、壻方の待つ受け渡し場所へと進みます。
前回のお話はこちら ⇒「婚礼の準備(台所仕事)」
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※ 文意を汲み取れないので、誤読しているかもしれません。
※ 「つうつう」は、意志や気心などが互いによく通じ合っていること。
※ 「唄」は、嫁入り行列で歌われる「長持唄」。youtubeなどで聞くことができるので、興味があったら検索してみてくださいね。👂
※ 「分限」は、持っている身分、財力があること。分限。
※ 「|叉木《またぎ」は、長提灯をひっかける腕木のこと。
※ 文意がくみ取れないので、誤読しているかもしれません…。
※ 「内」は、ここでは家のことと思われます。
※ 「棒組」は、ひとつの駕籠をいっしょに担ぐ相手のこと。
※ 「有て恵の作事」は、誤読しているかもしれません。
※ 「たわい」は、「酒たわい」の略と思われます。酩酊すること。
※ 「しつほり」は、しっぽりで、しみじみという意味でしょうか。
※ 文意を汲み取れないので、誤読しているかもしれません。
※ 「三と」は、三斗と思われます。斗は尺貫法における体積の単位で、一斗は約18リットル。三斗で54リットル。
※ 「五ツ」は、江戸時代の時刻の数え方で、午前八時頃。
※ 文意を読み取れないので、誤読しているかもしれません。
※ 「心良し」は、気立てのよいこと。
続きのお話はこちら ⇒「婚礼の儀」
筆者注 ●は解読できなかった文字、□は欠字を意味しています。
新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖