フォクトレンダー NOKTON 25mm F0.95 TYPE IIを買ったお話 / マイクロフォーサーズ
10月16日に「Voigtländer NOKTON 17.5mm F0.95 Asphericalを買ったというお話 」シリーズを投稿してから約2週間、そのレンズが写し出す描写に感動して早くも同シリーズの25mmも購入してしまいました(笑)
スナップ用の明るいレンズが欲しいと発起して前回17.5mmを手に入れましたが、使ってみると思っていた以上に良いレンズだったんですよね。
これだったら25mmも信用できると思い、所有していたEF35mmF2USMを知人へドナドナして資金を稼ぎ、中古美品だけど恐らく市場最安値のものをタイミング良く見つけたので即ポチって手に入れることができました＼(^o^)／
Voigtländer NOKTON 25mm F0.95 TYPE II
このレンズの「TYPE II」とはクリック機構の切り替えが追加となっているモデルです。17.5mmの時の記事にも書きましたが、スチル撮影時には絞りリングのカチカチというクリック音を出す事ができ、動画撮影時にはクリック音が邪魔になる場合もあるので無音に切り替えることができます。
マニュアルフォーカスレンズなので、構図を意識しながらじっくりとピントを追い込む楽しみも感じられ、写し出す描写も開放では明るく柔からなボケ感。17.5mm同様その描写力は流石といったところです。(まだ絞り開放でしか撮っていませんが)
スペック
8群11枚のレンズ構成で重量は435g、全長は70mmとMFT用レンズとしては少し重く長くなっています。前回手に入れた17.5mmの方は9群13枚構成で540gの80mmなので、比較すると少しこちらの方が小さくなっています。
フィルターサイズは52mmなのですが、レンズフードには67mmのフィルターが装着できるようになっています。17.5mmにも同サイズのフィルターが装着可能なので共有できるのが助かります。
またこのレンズの最短撮影距離は17cm、最大撮影倍率は0.256倍(フルサイズ判換算値で0.512倍)なのでハーフマクロとしても活用できます。
比較としてM.ZUIKO DIGITAL ED 25mmF1.2 PROの場合、最短撮影距離30cm、最大撮影倍率が0.11倍(フルサイズ判換算値0.22倍)となっています。最大絞り値がF16までというところは両レンズ同じとなっております。
試写
早速試し取りをしてみたいと思ったのですが、撮りに行く時間がなかったのでとりあえず我が家の猫をパシャリ
開放〜F2辺りまではやはりシャープさよりふんわりとしたボケ方が印象に残る描写ですね。フルサイズ判換算値で言うとF1.9に相当するボケ方ですが、これくらいボケてくれたら私としては満足です。F2以降は引き締まった描写へと変わっていく印象なのは17.5mmと似ています。
MFTでこの深度の薄さは感動ですね
比較写真を撮るのを忘れましたが、少し寄り気味で絞り値変えながら解像具合を見てましたが、大体F5.6辺りが解像のピークという感じで、少し深度が欲しいなと思ってF8まで絞ると回折が始まっていました。まあF0.95スタートのレンズですし、こんなものですかね。
オールドレンズっぽい様な見た目もしますが、けっこうデカくてPEN Liteに装着してもアンバランス。オシャレで軽量コンパクトとは程遠いですが、金属鏡筒のガチ勢っぽい見た目が個人的には所有欲を満たしてくれます(笑)
このレンズの新品価格は約10万円だそうですが、この記事を書いている時点では安いところで8万円台前半が相場になっているようです。
が、何故かAmazonどうした？と言わんばかりにここだけ強気の7万6000円台👀
気になってる人は買うなら今ですね。
（ ´-`).｡oO（ま、私は中古で手に入れたが…
作例についてはこれからドンドン撮っていくつもりです。今はスナップ強化期間中ですので、17.5mmとこの25mmのノクトンの良さを活かした写真を撮っていけたらと思っております。
それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
(｡･ω･)ﾉﾞ
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