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巷で流行りのミラーレスカメラ買いました / OLYMPUS, OM SYSTEM

 昨年頃からGR IIIX100VIなどの軽くてコンパクトで高性能なカメラ、俗に言う「高級コンデジ」が大人気。他にもミラーレス機でもOLYMPUS PENやLUMIX S9NIKON Zfcなどのコンパクトタイプの人気需要が高く、常に品薄状態になっていますね。

 私はどちらかと言うと動体撮影がメインで風景やスナップはあまり撮らないのですが、こうも巷が騒いでいると否応にも気になる性分でございます。とは言え仮に高級コンデジを手に入れたとしても、私が住む町は過疎化が酷く、身近な場所ではなかなか良いオサレ街スナップスポットが無き状況でございます。

しかし思ったんです。

 なんで風景・スナップ機だと決めつけるのか、と。
 もっと私が普段撮影しているような使い方ができるのではないか、と。
 カメラを始めたばかりのあの頃とは違うんじゃないか、と。

 そう、あれはカメラを始めたばかりの頃、私はOLYMPUS E-M10 Mark IIIというエントリー機を購入しました。(過去記事参照)
 
これまで
E-M10 mark III
(40日で放り出したエントリー機)
  ⬇
E-M1 mark II(中古、フラッグシップ機)
  ⬇
OM-1(フラッグシップ機)
  ⬇
OM-1 mark II(フラッグシップ機)

 と、カメラ人生はほぼフラッグシップ機を使い続けている状況です。初心者で操作や感覚に慣れなかったあの頃。野鳥撮影してもコントラストAFの反応の悪さに苦労した思い出があります。しかし艱難辛苦を乗り越えてようやく人並みくらいに撮影ができるようになってきましたが

「お前の写真はフラッグシップ機に撮らされている」

 などと言われたくないので、ここに決意しました。

買います。


 コンデジじゃないですが、エントリーモデルのオサレカメラ、買います。
買って野鳥の飛翔撮影してみたいと思います。

で、こちらが今回買ったカメラです(早)

ででん!

今から丸10年前の2014年9月に発売された

OLYMPUS PEN Lite E-PL7

 というオサレなレトロデザインのミラーレス機なんですけど、ヤフオクで手頃な中古美品を見つけたのでポチッちゃいました。

 本当ならもう少し古いタイプのE-PL3やE-PL5とかだったらモノによっては1万円台で手に入るんですが、ペンシリーズの重大な持病である「手ぶれ補正エラー」が初代のE-PL1〜E-PL6まで発生しやすいため、今回は手ぶれ補正機構がゴッソリ入れ替わった後のE-PL7を選択しました。どうせ買うなら長く使いたいですし。 
 E-PL7の後継機であるE-PL8はあまり大きなスペックの変更は無く中古価格も高いので、E-PL7がちょうど中古で購入するには最低限の条件を満たしていると判断しました。


 現行のOLYMPUS PEN E-P7と型式が似てますが、型式の中にLiteの「エル(L)」が入ってるE-PL7。あちらは10渋沢、今回は私が買ったのは3渋沢ちょうどくらいでした。発売当初価格は約6諭吉8野口。10年経っても45%も価値が残ってますね。
 エントリー機とは言え、最新のものを使うより一昔前のカメラで撮ることに少し面白さを感じましたのでこちらにしました。PEN-IIが出るかもしれないから今さら現行PEN買うのが勿体ないとかそういうわけではないです。

ボディキャップはOM SYSTEMロゴの
ものに付け替えてみました


簡単なスペックも紹介します
個人的に重視してる箇所メインです

OLYMPUS PEN Lite E-PL7
(型式が紛らわしいけど今回購入したやつ)

有効画素数1605万画素
画像処理エンジンTrue Pic VII
記録サイズ (RAW) 4608 × 3456
4/3型LiveMOSセンサー
メモリーカード UHS-I対応
防塵対応SSWF
3軸ボディ内手ぶれ補正
手ぶれ補正効果 3.5段
3.0型可動式液晶(約104万ドット)
フォーカスピーキング有
ライブビュー視野率100%
モニターチルト式
ハイスピードイメージャAF
測距点 コントラストAF81点
ISO値100-25600
露出補正範囲±5
連写H 8コマ/秒
連写L  3.7コマ/秒
アートフィルター14種(詳細省略)
動画撮影機能有(詳細省略)
ライブバルブ有
ライブタイム有
ライブコンポジット有
インターバル撮影有
多重露光機能有
スマホWiFiワイヤレス撮影有
リチウムイオン電池BLS-50
撮影可能コマ数350枚
大きさ W114.9mm × H67mm × D38.4mm
重量357g(電池、メモリーカード含む)


OLYMPUS PEN E-P7現行モデル

現行のPEN E-P7とのざっくりとした比較

有効画素数約1600万画素 → 約2030万画素
画像処理エンジン True Pic VII → True Pic VIII
3軸ボディ内手ぶれ補正 → 5軸
手ぶれ補正効果 3.5段 → 4.5段
メモリーカード UHS-I対応 → UHS-II対応
アートフィルター14種 → 16種
測距点 コントラストAF81点 → コントラストAF121点
連写H 8コマ/秒 → 約8.7コマ/秒
連写L 3.7コマ/=秒 → 約5コマ/秒
低振動連写L 約4.8コマ/秒 NEW
静音連写H 約15コマ/秒NEW
静音連写L 約6.3コマ/秒NEW
電子先幕シャッター 1/320〜60秒NEW
電子シャッター 1/16000〜60秒NEW
Bluetooth機能有NEW
フラッシュ内蔵NEW
大きさ W118.3mm × H68.5mm × D38.1mm
重量 337g(電池、メモリーカード含む)

 他にも色々変更点はあるんですが、私にとっての現行PENとの大きな差はというのは画素数、メカシャッターのみ、手ぶれ補正3軸3.5段、測距点81点、メモリーカードUHF-II非対応など、まあこんなものかなと。
 個人的に動体撮影でよく使うC-AF+MFがPENシリーズでは使えないんですよね。S-AF+MFとC-AF+TRはあるのでこれを駆使するしかないようです。PENでハードな動体撮影をする人を想定してないのでしょうね。


 何よりもファインダーが無いのがこのPENの特徴。モニターを見ながらの撮影なので手持ちでのカメラ固定が難しそうですね。一応外付けファインダーもありますが、そこまでして使うくらいならOM-1があるので今回は購入しませんでした。 そもそも仮に現行のPEN E-P7を手にしたとしてもスペック的に動体撮影辛めな条件はほぼ一緒なんですよ。動体狙うならせめてE-M5 mark III(像面位相差AF搭載)以上のスペックは欲しい所…

 被写体認識AFは人物の顔優先AFと瞳検出AFのみで、当然鳥や犬猫の認識AFなんて無し。そしてE-M10mark IIIの時に苦労したコントラストAF。いやー、知れば知るほど動体を追うには苦労しそうな予感しかしません(笑)

だ か ら こ そ や る 価 値 が あ る ん で す け ど ね 😎

 動体の作例はYouTubeに投稿しておりますので、ぜひチャレンジした結果をご覧いただけたらと思います。


 今後はOM-1やOM-1 mark IIともあわせ、PENでも写活をしていくつもりですので、作例も随時ご紹介していこうかと思います。

それでは今回もご覧頂きまして、ありがとうございました🙇🏻‍♂️


(^_^)/~~


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