幸せを呼ぶブルービー以上にレアなハチを撮りました / OM SYSTEM
前回の記事でTOPに載せていた動画ではオオセイボウだけしか撮れず、幸せを呼ぶ青いハチ「ルリモンハナバチ」は撮れませんでした。悔しかったので、何とか今シーズン中にリベンジしたいと動画の終盤で誓いました。
いわゆるブルービーです🐝
2023年撮影
ということで先日リベンジしに再度撮影に行ってきたのですが、その日もほとんどオオセイボウばかりでした。前回来た時よりも倍以上オオセイボウが居て、正直もうお腹いっぱいというほど撮らせて頂きましたが、肝心なお目当てのルリモンハナバチは見当たらず。
タイムリミットまでの間、オオセイボウを中心に他にも色んな種類のハチが花に集まっていたのでそれらも撮りつつルリモンの出現を待っていたのですが、結局この日も現れませんでした。
諦めて家路に着いたわけなんですが、実は気になる写真を撮っていたのです。何となく見た目はルリモンハナバチに似ているけど、大きさや飛び方、雰囲気がルリモンハナバチっぽくない🤔
そして常に忙しく飛び回っていて殆ど写真が撮れなかったのですが、辛うじて撮れたのがこの2枚⬇
その姿形や体長、青と言うよりも青白い色などからしておそらく
「ウスルリモンハナバチ」
という希少種であると同定しました。
この時期に見かけるブルービー、ルリモンハナバチと言えば"ナミ"ルリモンハナバチを指すのですが、このウスルリモンハナバチは県によっては最重要保護生物や絶滅危惧種等に指定されている程の激レア度だそうです。
地域環境計画 http://www.chiikan.co.jp
⬆の参考URL先の画像にも載っているのですが、ナミルリモンハナバチは「シロスジコシブトハナバチ」という蜂に労働寄生するのですが、そのシロスジコシブトハナバチも相当なレアのようです。
実はそのシロスジコシブトハナバチを昨年撮影していたんですよね。その時はそんなにレアなものとは知りませんでしたが、今回ウスルリモンハナバチを調べてからこの存在の希少さに気づきました。
なぜかナミルリモンハナバチが好むオミナエシにとまらないのかと思ってたら、調べてみるとウスルリモンハナバチは好みの花が違うとか。だからたくさんあるオミナエシに全くの無反応だったという訳か。
幸せを呼ぶ青いハチを求めて肩すかしを喰らったかと思いきや、それよりもさらレアななルリモンハナバチに出会えてラッキーでした🍀🐝
今回使用した機材
OM SYSTEM OM-1 mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL Teleconverter 1.4x MC-14
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