CP+2025レポート!! 新製品編
前回のOM SYSTEM編の続きです。セミナー講演の観覧やプロフォトグラファーさんやメーカー関係者へのご挨拶、あとSNSのフォロワーさん達とお話しをさせて頂いていたので、OM SYSTEM以外の各ブースは広く浅くしか回れませんでした🥹
その中でも大変だったのが今年発売となる新製品のタッチアンドトライ。効率よく回らないと時間を無駄にしてしまうところでした。
LUMIX S1 RII
今年3月26日発売となるLUMIX注目の新型機です。LUMIXは始めから整理券形式にしていたので会場に入ったら真っ先に整理券を貰いに行きました。後からご紹介するSONYのFE400-800も整理券形式だったので、この2台については早々に整理券GETしておきました。
このS1 RIIの重量や大きさについては、グリップが深く握りやすいこともあってか、私には特に大き過ぎる重すぎるという印象は無かったです。また、フルサイズの高画素フラッグシップ機が47万円前後で買えるというのは驚きです。
このカメラで特にすごいと思ったのは4430万画素という高画素での秒間40コマ撮影。しかも毎コマAEAF追従。さらにプリ連写は1.5秒前まで遡れる。このカメラで野鳥の飛び出しとか撮ってみたいですね。対応する超望遠レンズでロクヨン並のラインナップが少ない（ほぼ無い）のが残念ですが…
SIGMA 300-600mm F4 DG OS Sports
そのLマウントでロクヨン級レンズの救世主の期待がかかるのがこのSIGMA300-600mmF4ですね。ズームレンズにも関わらずF4通しの凄いヤツ。
こちらもすごい列をなしていましたが、閉場時間ギリギリくらいの空いたタイミングで触ることができました。さすがに重量は4kg弱あるので手持ち撮影で使い続けるにはなかなか大変ですけど、AFは正確で速く画質も上々、それでいて価格は130万円弱と頑張っている。しかし残念なのが連写制限とテレコン制限。556のときもそうだったけど、Sonyさん容赦ないなぁ。
SIGMA BF
今回の一番の目玉でしたね。とにかくタッチアントライを待つ人の列が凄かった。私が並んだのは平日金曜日。それでも40分くらいは待ちましたかね。土曜日になるとその2倍くらいの列になり、さすがにこの日は途中から整理券式に切り替えたみたいでした。
美しいアルミ削り出しのボディは1日7台くらいしか生産できないようなので、その希少性から店頭で触れるところも限られるかと思いましたので何としてもトライしてみたかった1台です。
初めて使った私でも扱い易いボタン配置や操作性で、背面モニターは見やすく、シャッターフィールも心地よかったです。趣味性の高い、どちらかと言うと工芸品のようなこのカメラは所有欲をかき立ててくれますね。
SONY FE 400-800mm F6.3-8 G OSS
CP+2025初日の日に発表されたSONYの隠し球(？)。どちらかと言うと暗めの会場でもAFは速く正確に反応してくれました。デモ機はα9IIIに取り付けられていましたが、望遠端でF8というのがAPS-C機に付けた時はなかなか暗いとは思います。また400mmスタートというのが少し使いにくさを感じますが、高感度にも強いα1(II)に付けたら飛翔撮影も楽しいんだろうなという印象でした。サイズ的には200-600とそれほど変わらないので手持ちでも問題なさそうです。
ただSONYに限ったことじゃないんですが、配置の関係上、被写体が近すぎて超望遠のタッチアントライは撮影しても作例があんまり参考にならないのが残念でしたね。
CANON PowerShot V1
2月26日より予約開始となったキヤノンのコンデジです。これは全然並ばずにトライできました。小型軽量だがグリップ付きで持ちやすく、1.4型センサー2230万画素から繰り出される画質も悪くない。常用ISO感度は3200とやや低いものの、電子シャッターで最大30コマ/秒撮れるもののAFは思っていたより速く正確という訳ではなく、焦点距離も16-50mmなので、連写が活躍できるシチュエーションは限られるかな？という感じ。
カメラ内部に冷却ファンが搭載さてれおり4Kクロップ60P撮影可能で、焦点距離的にも動画機メインとして使用するのも面白そうですね。
実売価格がおそらく14〜15万円くらいなのですが、もしこれを買うなら個人的には同価格帯のLUMIX G99IIレンズキット選ぶかな〜という感じでした。
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