あまった卵白でいちごのメレンゲを焼いたはなし。
卵黄使えば卵白余る。これ世界の真理です。
カスタード葛まんじゅうを作ったときに卵白の余りが出たので、メレンゲを焼くことにしました。
レシピはこの本を参考にしています。
一時期メレンゲ焼くのにハマって卵黄が余るという現象が発生していたほどですが、ここ数年は製菓じたいから離れていたので久々のチャレンジです。
2種類焼くつもりでグラニュー糖を2セット用意しています。赤い粉はフリーズドライのいちごパウダー。味が良く泡立てたメレンゲへの負担も無いので、混ぜ込むならレシピ記載のこれがイチバン楽です。
絞り袋は使い捨てタイプで、口金はサクラ型です。先にプレーンを焼いたあとにいちご味を焼くなら一袋で済むだろうというズボラ思考でいきます。
さすがに手で泡立てるのはキツいんでハンドミキサーの出番。黄色いボディに書かれたロゴは天下のNationalという年代モノです。私の記憶にある限り一度も買い換えていません。
卵白1個にグラニュー糖を少しだけ加えてハンドミキサーでよく泡立て、残りのグラニュー糖を4回に分けて加えます。
グラニュー糖を全部入れたらツノが立つまで泡立てるんですが、なんか思ったより量が少ないような……。
――あれ? ひょっとしなくても卵白じたいが足りない?
うちで普段買ってるのは価格重視のサイズMIX。カスタードクリームに使った卵は明らかに小さめです。
クックパッドによると、卵黄の重量は卵のサイズに依存しない一方で卵白はMサイズとLサイズで10グラムの差が出ます。つまり卵白ひとつではレシピの分量に足りない。
ここで慌ててしまったので写真が撮れなかったのですが、ボウルに残りの卵白をぶち込んでグラニュー糖を少し足してから泡立て直しました。
最後に低速モードで5分泡立てたらメレンゲの完成です。
できたメレンゲにいちごパウダーを加えて混ぜるのですが、頭の中はメレンゲの泡を潰してしまわないかでいっぱい。
このいちごメレンゲを絞り袋に入れるのですが、上手い入れ方とかすっかり頭から抜けており苦労しました。
ようやく絞り出しの行程ですが、やはり久しぶりすぎて形や大きさが揃いません。最後の方はわりとちゃんとサクラ型になりましたが。
絞り出したメレンゲは100℃に余熱したオーブンで90分焼きます。
焼き終わったメレンゲをオーブンから出すと、悲しいかな殆どが茶色くなってしまいました。
焼き始めてから一時間ぐらいで様子見てアルミホイルを上から掛ければ防げたかもしれません。
トラブルだらけで見た目もあまりよくありませんが、なんとか完成です。
とはいえ味そのものは甘酸っぱくて苦味も無く、おいしくできました。
今後も卵白だけ余るケースはちょくちょくありそうなので、次はきれいな薄ピンクに仕上げたいですね。
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