紙博in東京vol.9戦利品のはなし。
半年ぶりに開催された紙博in東京、初日に行って参りました。
手紙社のブインなんで一般客より10分早く8:50から入場できるチケットを買えたんですが、たいてい更に10分前倒しの8:40ぐらいになるんで早めに現地に到着。
――まさかブイン入場が8:30になるとは予想外だった。
八文字屋
真っ先に向かったのは八文字屋。空ノムコウ スターライトの買い足しが目的でしたが、大瓶はなくラメ無しのまま小瓶になってました。
八文字屋の小瓶はたいていラメありで製造メーカー違いになる(=インクの色が微妙に異なるため同じインクと見なせず愛せない)んで買わないんですが、今回はラメ無しのまま小型化してるんで持ち歩き用に買いました。
スターライトはセーラーのプロギアレアロ(ズーム)に食わせてるんで大瓶はまた作って下さいお願いします八文字屋さん。
また、Kemmy's Labo × mizutama限定デザインのガラスペンがターコイズのストライプ以外揃ってたんでターコイズのドット(M)を購入。
eric MIDNIGHT BLUEは完全に勢いです。たくさん並んでたから思わず……。
TAG STATIONERY
今回はCLAFTINKLAB(ワークショップ)が目当て。過去に参加したワークショップの簡易版で古典インクの解説はなく使える染料も3色、糊材もアラビアガム固定。ただし媒染は「なし/鉄/アルミ」が選べます。
蘇芳に個人的思い入れがあるため、媒染なしの蘇芳4ログウッド1で作って貰いました。
石丸文行堂
つい先日キャップレス螺鈿を通販した石丸文行堂。とある事情ですぐにメッセージが書けるものを欲していたので店舗限定のそえぶみ箋を購入。
doop
ラッピングペーパーが偶然目に入って立ち寄ったブース。バインダーなんか手作りするとき使えると思い試しに1枚。
柄付きのOPPテープはマステと違い封筒に貼っても問題ないので思わず購入しました。同人誌の自家通販してた時はよく使ったなぁ。
アワガミファクトリー
大きい和紙の購入が目的だったんですが、今回は無くて残念。っていうか前回購入した金属箔入りの紙がアウトレット品サイズに裁断されてて頬がキュッとなってしまった。
ハガキ大の和紙の詰め放題はレースっぽい和紙を少しの他は黒い和紙1種のみを限界まで詰めました。
あとは自分でデコレーションする紙文具セットですね。これもインクやウチハクを使っていろいろ遊びたいところ。
週末百貨店
部室で食べる夏休みシトロンを1つ買うつもりで立ち寄りましたが、今回からクレジットカードが使えるようになったため色々買い込んじゃいました。
箱詰めになったんで結局部室では食べず、帰宅後にいただきました。
山本紙業
A4サイズの紙が仕入れられないかと思いましたがA5までだった、残念。でもユポの束を買えたのは良かった。ワイパーニブでグラデーションを試したかったので。
万年筆向け用紙のセットは今後の研究のために買いました。今は2セットに分けて売ってんのね。
お楽しみセットは赤黒系と迷いましたが、使いやすい白系をチョイス。
そういやブースの写真撮ってなかったな、と再度訪れたら「山本紙業ミニ」なる面白いコーナーがあることに気づきました。
ミニサイズでもちゃんと包装されてる紙から5包選んでパレットに載せ、受付に渡すとパレットごとコンテナを模した箱に入れてもらえます。
forme.
知らないガラスペンがあったので買いました。
私の優先順位は「ペン先>>>>>>>軸」なので、初見の作家の場合はいちばんお安いモデルを買うことにしてます。試筆した感じなかなか良さそう。
他にもクリームソーダをモチーフとしたインクや文具がいろいろ置いてありました。好きな人には刺さるお店だと思います。
手紙社関連
恒例のスタンプラリーに参加してノートを貰いました。東京蚤の市と違ってスタンプ捺してくれる人がすぐに見つかるのがありがたい。
ブイン先行入場した人は「部室」と銘打たれた休憩スペースを使えます。飲み物が1本貰えてマグネットづくりもできる。
部室で荷物整理して一時預かりしてもらったり、休憩がてらメッセージを書いたり……先行入場以上に部室が使えるのがメリットとしてデカすぎる。
記念写真をその場で印刷できるコーナーはまだみんな買い物に集中してるのかあまり人がいませんでした。撮影後に出てくる紙をちぎるのでマジでレシートっぽい。
このカメラけっこう欲しいんですが、感熱紙だから印刷したものはいずれ消えると思うと悩ましい。かといってスキャンするのなんか違うし。
おわりに
今回も戦利品でエコリュックがいっぱいになりました。
きょうが初日だからなのか回を重ねるごとに来場者が増加してるのか、まさか20分も開場が前倒しされるとは思っても見ませんでした。
都立産業貿易センター台東館は外に待機列を作れるようなスペース見当たらないんで、そろそろ待機列用にもう1フロア借りるか開催場所を変更するしか無いのでは、と思います。
vol.10の開催は来年3月でしょうか? 来年は遠征予定があるため行けるかわかりませんが(資金的な意味で)、今回来なかった竹紙が来てくれると嬉しいなぁ。