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ガールズバンドクライはなぜ胸に刺さるのか

最近の作品の中で、ダントツでどハマりしたこのアニメ。 ついに完結した訳だが、ハマった理由をつらつらと述べていきたい。 音楽における初期衝動 結論から言うと、ガールズバンドクライ(以下ガルクラ)が初期衝動の物語だからである。 ちなみに初期衝動とは何なのだろうか。 音楽レビューでは散見される単語であり、端的に表すと「ロックをやりてぇッ」というアツい気持ちなのだが、正直うまく言語化することは難しいので、初期衝動を表現した曲を引用したい。 初めてロックンロールに触れた興奮と衝

    • なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドしなかったのか。

      ついにビヨンドの情報解禁!ワクワクが止まんねェ!! なぜシャドバWBは延期したのか まずシャドバWBの延期は全くの想定外でした。 これはなぜかというと、サイバーエージェントの決算でシャドバWBのリリース時期が明言されていたからです。 前回決算が2024年4月24日なのですが、この時さえも今夏リリースに変更は無かったため、安心しきっていました。 ただし、度々言われているようにCygamesにとって発売延期は珍しいことではありません。 特に有名なのがウマ娘 プリティーダ

      • なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドするのか。その4~カウントデッキの功罪後編~

        いよいよ最終弾もリリースされ、大団円を迎えつつあるシャドウバース。 シャドバWBではどんな変化が訪れるのか、改めて予想していきたい。 シャドバにおける「切り札」とは 正直、私は「遊戯王」くらいしか他のカードゲームを知らないのため、誤って情報を発信する可能性があることを先に了承いただきたい。 まず、シャドバはカウントデッキの台頭によるゲーム性の引き換えに、大きな物を失ったと考えている。 それは、高コストフォロワーである。 これは2024年春のRAGEの優勝者デッキだ

        • なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドするのか。その3~カウントデッキの功罪前編~

          シャドバはエロメンコ笑 しかし、そんな呼び名はもはや遠い昔。今のプレーヤーは知っている。シャドバは紛れもない実力ゲーだと……! というわけで、シャドバのゲーム性について考えていこう。なお今回のほとんどは筆者の主観であることを先にご了承いただきたい。 本記事では主にシャドバのゲーム性の転換点としてカウントデッキをテーマに述べる。 まずカウントデッキとは、以下のテキストを特長とするデッキである。 ○○は、特定のカードを使用や、フォロワーが場を離れた回数など、デッキを特徴づけ

        • ガールズバンドクライはなぜ胸に刺さるのか

        • なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドしなかったのか。

        • なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドするのか。その4~カウントデッキの功罪後編~

        • なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドするのか。その3~カウントデッキの功罪前編~

          なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドするのか。その2~ユーザー数からみるシャドバ~

          シャドバはオワコン。 まだシャドバやってんの笑 長年のシャドバユーザーなら一度は聞いたこの言葉。正直耳が痛い。 しかし、実際シャドバは本当にオワコンなのか? 本稿ではシャドバのユーザー数を様々な面から分析していきます。 実際のアクティブユーザーはどの程度か? 過去のインタビューでは、全盛期と言われた2017年にアクティブ100万人という記事があります。しかし現在のユーザー数は定かではありません。諸々の数字から推測してみましょう。 まずX(Twitter)公式アカウン

          なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドするのか。その2~ユーザー数からみるシャドバ~

          なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドするのか。その1

          Shadowverseが終わる。 数多の想い出もやがて消える。時が来れば、雨の中の涙のように……。 その時が来た。 12月10日 、ShadowverseはShadowverse: Worlds Beyond(以下シャドバWB)に移行することが発表されました。 増え続けるカードプール、複雑なゲーム性、止まらないインフレ… 現状のシャドバのゲーム性は煮詰まってきており、たしかに刷新は必要だったでしょう。しかしなぜ大型アップデートではなく、メタバース要素まで加えた新アプリ開発

          なぜ俺たちのシャドウバースはビヨンドするのか。その1