もしかしてだよ、「気分」を変えられるのは音楽だけなのかもしれない!
昨晩、なかなか深夜寝付かれなくて、ふと、中高の時(1985年〜)、夢中だったバンドのことを調べてみた。
CDもYouTubeもなかった時代。テレビに映るのは所謂メジャーと言われる人たちで、当時は、マイナー志向が強かった為、好きな音楽はレコードかライヴハウスやコンサートに直接行って聞くしかなかった。
その中でも年子の姉の友達の影響で、中2から音楽に目覚めた私は、渋谷エッグマン、渋谷ジャンジャン、インクスティック芝浦、インクスティック六本木、吉祥寺のろ、吉祥寺曼荼羅Ⅱ、という、今はなき小さなライヴハウスに通うこととなる。
何年か前にネットで調べた時は、情報は皆無で、そんな映像なんか残っていない時代なんで当然かと思っていたのだが、昨晩調べた所、近年、お蔵入りしていたライヴハウスの映像がYouTubeに上がっており、画像悪いけど当時の生々しさに眠ってた記憶が蘇る。
あー、たしかに私ここにいたーー。
今か今かと待ち焦がれて並んでる人の列の中に。
暗闇とライトの狭間で密着した身体が宙を浮く程の人の波の中に。
そして唐突に思い出す。
音楽があの頃の自分にどんなに必要だったかをーー。
今聞いてもこの身一つを軽々と持ってかれる心躍る陶酔がそこにあって、それは、きっと、もう二度と得ることのできないものが、あの日、あの時、あの場所にはあった。
私が今こうしてそれを身に染み込ませていられるのも、渋谷や六本木、新宿のライヴハウスなんかに埼玉くんだりの中高生女子の姉妹を夜2人で(時に1人で)父に内緒で行かせてくれた母の功績。現在かく言う私も中2女子育成中。貴女の器まで程遠い。
閑話休題
先日、しばらく会ってない30年来の遠方の友達に珍しめの紹介制のドレッシング(言わずと知れたジョセフィーヌドレッシング)を、ご機嫌伺いに何人かに送ったら、わたくしの手紙の入れ間違いがあって、送付し直してもらったりの手間を二人の友達にかけてしまった。。。
昔から、おせっかい焼きで、余計なことをしては余計な手間をかけさせてしまうような所が、ダメダメな「わたしらしさ」だったりするなぁと思い出したりし、主戦場は自己嫌悪の深い森の中、反省し、落ち込んでた。
まあ、しかし、自分でいうのもなんだけど、そこまで落ち込む必要ないことでいつまでも落ち込んでても、しょうがない。
こんな時は、気分を変えたい。
ま、そんな時は、やっぱり、音楽を聞くのだ。
music by 藤井風「青春病」
ふとスゴイことに気づく。
もしかしてだよ、「気分」を変えられるのは、音楽だけなのかもしれない!
by金曜日の転寝