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【英語学び直し】文法の学び直しで私が後悔していること

こんにちは!
英語コーチ/翻訳者のMariです。

以前の記事で、まずは知識をつけることで、その後のトレーニングの意識が変わる、そして得られる効果も変わってくるということを書きました。

でもやっぱり、話せるようになりたいなら知識だけでなくトレーニングも大切です。そのバランスが難しいんですよね。

今日は、私が英語を学んできた中で「こうすればよかったなあ」とちょっぴり後悔していることを取り上げながら、このバランスについてお話しします。英語を話せるようになりたくて学び直しを始めて見たけれど、「今のやり方であっているのかな?」、「伸び悩んでいるなあ」と感じている方の参考になれば嬉しいです。

私が文法の学び直しで後悔していること、それは声に出すトレーニングをおろそかにしたことです。

理由としては

  • まずは文法知識を習得してから、声に出したり、話したりする練習をすべきと完全に分けて考えていたから

  • 単純に声に出すのが面倒くさかった&恥ずかしかったから

です。②の理由は、英語コーチを名乗る者としてちょっと情けないですが、以前は本当にそうだったんです・・・。

その結果、読んだり、TOEICの問題を解いたりするのは得意だけれど、いざ話そうとすると口から出てこない、という状況に陥りました。

もちろん、この学習方法が完全に無駄だったわけではありません。英語学習の目的は様々なので、話せるようになることを重視していなければそれでもよかったでしょう。

でも、私はやっぱり話せるようになりたかったんです。だから、私はその後あらためて、文法書の例文を音読したり、瞬間英作文トレーニングをしたりして、習得した文法知識を口に出して使えるようにするためのトレーニングをしました。

いろいろ試行錯誤したのですが、これから学び直す方におすすめするなら、以下の方法です。

①文法書や単語帳など、今使っている教材にに付属の音源を聞いて、正しい音で音読する(できれば誰かに聞いてもらってフィードバックをもらう)
②口頭で日本語から英語にする練習をし、すっと出てこない部分の文法を復習して何度も練習
③②に慣れてきたら、例文を自分に当てはめて言い換えてみる

そんなに目新しいものではないと思いますが、結局この地道な方法が効きました。私は話せない自分に気づいてから上記の方法をやり直しましたが、今振り返ると、学び直しの最初の段階からこのトレーニングをすればよかったなと思います。

これから文法を学び直す方はぜひ、文法の説明を読んで知識を習得しつつ、しっかり声に出して自分のものにしていくトレーニングもやっていきましょう。そのとき、あえて別の教材を買う必要はありません。まずは文法の学び直しに使っている教材の例文や練習問題を使ったほうが、知識と連携させることができ、定着しやすくなります。たとえば、学び直し初心者さんにおすすめの以下のような参考書にも、練習問題の音源がついているので、解説を読んで問題を解くだけでなく、音読したり、自分ごとに言い換えたりして声を出していきましょう。


学び直しのはじめのころは、説明を読んで理解するのに時間がかかるため、知識習得がメインになるとは思いますが、その期間中もめんどくさがらずにしっかり声に出すようにしましょう。逆に、知識習得をとばしていきなりオンライン英会話などのトレーニングだけをやってしまい、のちのち伸び悩むというパターンもあります。知識が定着してきたら、話すトレーニングの比重を増やしていけばいいので、最初は焦らず、いろんな教材に手を出しすぎず、まずは文法書の例文をしっかり声に出して自分のものにしていくことを目指してください。

今日は私の失敗談(?)から、知識習得とトレーニングのバランスについてお話ししました。ポイントは、これらを完全に分けてしまうのではなく、習得度合いに応じてバランスを変えつつ、並行してやっていくということです。

自分の学習メニュー、どちらかに偏っているかも・・・というかたは、ぜひ参考にしてみてください。

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英語の基礎(=文法・発音・基本語彙)に救われた経験をもとに、基礎を味方につけるコーチングを提供しています。

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