ベビーコーンの風味が染み染み アスパラとのコラボごはん
ベビーコーンまたの名は、ヤングコーン。マストな食材ではない。でも、皮つきのフレッシュなベビーコーンがスーパーに並んでいるときは、「今だよー」と呼び掛けてくる。横目でちらっと見つつ、今日はメニュー決めているしなー、と後回しにしていました。が、そのうち旬が終わってしまう!
スーパーで、4本1袋で購入。外皮をムキムキすると、綺麗なヒゲつきで、柔らかくみずみずしい姿が登場。筍をふと思い出す。流しの大量の外皮に比べ、食するところは少し、春の筍の処理がフラッシュバック。でも、その分、愛おしい。1年ぶりの再会に、ココロ弾みます。
皮つきのまま焼いたり、何かと炒めたり、蒸したり、な食べ方をしていましたが、今回は、炊き込みごはん。
これは、私の中でヒット!!
とうもろこしご飯も大好きなのですが、ベビーコーンは、また違う風味。若いながらも、芯もまるまる投入、だからか、コーン茶のような香ばしい?独特の風味が、ごはんに染み染みになっておりました。
アスパラはあと混ぜです。
ちなみに、綺麗なヒゲは、さっと湯がいて、人参とサラダに。ヒゲも柔らかくて食べやすい。
薬膳的な働きはトウモロコシと同じ?!
ヤングコーンはその名の通り、トウモロコシの若採りなワケで、働きは同じと、私は考えます。若いから、もっと勢いがあるのか、ベビーというから、まだまだ力不足か、はあるかもしれません。
トウモロコシの働きは、「利水消腫」と表現され、むくみなどによいとされています。湿気が多く、体が重だるい、水はけが悪いときに良い食材。旬な今の時期にぴったりですね。ヒゲの部分は、中国では、「南蛮毛」と呼ばれ、お茶で親しまれています。綺麗なヒゲが手に入ったら、お茶や出汁に活用したいものです。
トウモロコシもそろそろ味わえますね。季節が巡って、旬な食材も変わってきている。毎日の食卓に、季節感があると、たのしい。私も、ちゃんと自然とともに動いているよ、と思えると、なんだか嬉しいです。
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