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カレーなブリ照りと新玉コラボ。

ブリにココロ惹かれて

三重の天然ブリが、比較的お手頃なこの頃。
柵でもお安い!この時期、太平洋側のブリがおいしいそうです。
ブリの前を何回か素通りして、結局お持ち帰り。
少し厚めに切ると、贅沢感とわくわく感がやってきました!

スパイシーちょい足しなブリ照り

結論から申しますと、ブリ照りタレにカレー粉を混ぜるだけ。

カレーって食がススム、そして、元気になりませんか?
カレー粉には、漢方薬にも使われるスパイスが使われています。
ターメリック、クミン、陳皮、コリアンダーなどなど。
カラダを温め、巡りをよくする働きのものが多い。
胃腸も刺激を受け、動きやすくなる。
「胃腸」は、栄養を吸収するところで、カラダの土台。
胃腸が元気だと、おいしく食べることができる。
それは、幸せなことで、生きていることだと思うのです。

ときどき程よく、スパイスを取り入れて、刺激プラス。

ブリの薬膳的はたらき

「薬膳素材辞典」など手持ちの参考図書に、ブリの解説はありません。青魚のサバやカツオなどに近いと考えてよいかな、と思います。
と、考えると、「氣」「血」を補い、カラダを養う働き。
確かに、魚油には、オメガ3脂肪酸のEPA、DHAが豊富。これらは血流をよくするのによいと言われています。その点からも、「氣」「血」に働きかけると言えますね。何より、頂いた自分が、満たされたと感じることができるのです。

旬な新玉ねぎステーキものっかって、春を楽しむ。
ふわふわブリとほんのりしゃきっと感残る甘味のある玉ねぎ。
甘さとスパイシーさでにぎやかな味わい。
ごちそうさまでした♡

カレーなブリ照りレシピ

(2人分)
ブリの切り身 2切れ
玉ねぎ 輪切り 2切れ
パプリカ、ニラなどお好み
●かえし(醤油と砂糖でつくる)大さじ2弱 ☜後述します。
●本みりん 大さじ2弱
●酒 大さじ2
●カレー粉 小さじ1強
クミンシード 小さじ1/2くらい
油(こめ油かココナッツオイルがおすすめ)適量
米粉 適量(片栗粉でも大丈夫です)
しろたまり(薄口しょうゆ)と酒 適量⇠ブリの下味用

1.●はすべて混ぜてブリタレをつくる。(量は、材料との兼ね合いなので、適当に減らしたり、増やしたりしてください。)
2.5~10分程度下味をつけたブリの水気をふいて、米粉を薄くまんべんなくまぶす。
3.フライパンに、油をひき、クミンシード投入。ブリ、玉ねぎ、パプリカも投入、弱火で焼きます。ブリの1/3くらい火が入れば、返して、もう片面も焼く。
4.ブリに火がほぼ通れば、火をいったん止めて、タレを入れます。そして、ニラ投入、火をつけて、タレをまわしかけながら、お好み加減に煮詰めて終わり。

「かえし」について

安部司さん著の「安部ごはん」の「魔法の調味料」のひとつ。
醤油と砂糖を保存瓶に入れ、1週間ほど寝かせたもの。
砂糖は、氷砂糖を使いました。氷砂糖は、ゆっくり溶けるので、醤油の旨味と絡むとのことです。作ってストックしておくと、とっても便利。
他にも、ストック調味料の記載ありますよー。
「かえし」がなくても、醤油と砂糖で代用、あるいは、みりん多めにするなど工夫してくださいね。

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