キキ

キキです。社会の片隅のほうで、ひっそりゆるゆると生きてます。このnoteは、日々の暮ら…

キキ

キキです。社会の片隅のほうで、ひっそりゆるゆると生きてます。このnoteは、日々の暮らしから感じたことや考えたことを、自分の好きなように書いた、へんてこな備忘録です。だいたいニヤニヤしながら書いてます。感想をくれるともっとニヤニヤします。 良かったら覗きに来てください。

最近の記事

夜のカフェで、ひとり思うこと 2024/01/19

20時、お洒落なカフェに来た。 カウンターの1人用の席だが、案外広く、ゆったりとくつろげる。席の前には一面の窓があり、窓の向こうでは、これから帰るのだろう人が、バス停に列をなしている。 その様子をちゃっかり観察できる、お得席に座れた。 自分1人で来るにはいささか洒落っ気が強いなあ、と、結構緊張している。 席に座ったがいいが、どうやって注文すればいいのかわからない。 どうやら、このカフェは席についてから注文するタイプらしい。 わざわざGoogle先生に聞いてしまった。 と

    • 今から引越しです。すっからかんになった部屋に寂しさと愛おしさを感じますが、新しい場所でもゆるく生きようと思います。 こんな時に外では大雪。雪から逃げることは叶わなかったけれど、この地域らしいお見送りとなりました。 これからユーミンを聞きながら、電車に揺られて行こうと思います。

      • 「おやすみ、東京」を読んで(読書感想文#3)

        東京は、嫌いだった。 ギラギラと主張してくる看板、電車やバイクの音に負けじと大きくなる声、鼻にこびりつくような香水と汗と煙草の臭い。ただ歩いているだけでも、クラクラする。 だが、この本と出会い、東京が少し好きになった。 吉田篤弘著『おやすみ、東京』 今日、初めて訪れたカフェで、緊張しながら端から二番目の席に座った。 その机の上に置いてあったのが、この本。 読み始めると、スルスルと文字が頭の中に入ってきて、3時間ばかりで一気に読み切った。 *** あらすじ 読ん

        • 暑中お見舞い申し上げます

          ご無沙汰しています。キキです。 住んでいるところは35度を超える酷暑が続いています。 もう溶けるどころか、身体中の水分が無くなってカピカピにひからびてしまいそう。 悪いことは言わないから、あと3度くらい気温を下げてくれ、地球。と、毎晩願ってもまったく叶わない今日この頃です。 先日、大きな試験が終わり、やっと人生で最後の夏休みに浸っている私ですが、 いざ自由を得ると、何をしていいかわかりません。小説を読み、墓参りをし、ラーメンを食べ、エッセイを読み、本屋に行き、他の人のno

        夜のカフェで、ひとり思うこと 2024/01/19

        • 今から引越しです。すっからかんになった部屋に寂しさと愛おしさを感じますが、新しい場所でもゆるく生きようと思います。 こんな時に外では大雪。雪から逃げることは叶わなかったけれど、この地域らしいお見送りとなりました。 これからユーミンを聞きながら、電車に揺られて行こうと思います。

        • 「おやすみ、東京」を読んで(読書感想文#3)

        • 暑中お見舞い申し上げます

          期待って呪いにもなるし最高のプレゼントにもなるよねって話

          期待。それは一見、希望の色に染まった綺麗な言葉のように見えます。 でも、実際はちがう。明るい華やかな色と暗い汚い色が中途半端に混じり合った、マーブル模様をしている、中途半端な言葉。 とある方のnoteで期待について書かれたのがきっかけで、私も期待との向き合い方についていろいろ考えるようになりました。今回は現状の考え方のまとめ的な記事です。 いつもとおなじく、結論は出ません。あらかじめご了承を。 ああでもないこうでもないって話が好きな方、ぜひお付き合いください。 期待

          期待って呪いにもなるし最高のプレゼントにもなるよねって話

          #2「正欲」朝井リョウ(2021.9.24)

          ※前回の記事に引き続き、はてなブログからの上げ直しです。 *** さて、夏休み二冊目は、朝井リョウさんの『正欲』である。…まだ二冊目?もう夏休みも終わるのに?とツッコまれそうではあるが、まあ、そこはぐっと堪えていただいて、「最初に意気込んでたけどやる気なくなっちゃうことってあるよね、わかるわかる」と、温かい目でそっと見守っていただけると大変嬉しい。(?) そんなことは置いておいて、本の感想に移ろうと思う。 正欲 作者:朝井リョウ 新潮社 この物語は、生きづらさを抱

          #2「正欲」朝井リョウ(2021.9.24)

          #1「読書について」ショーペンハウアー(2021.8.22)

           ※これは2021年の夏休みに書いたもので、はてなブログからの上げ直しになります。思い出投稿というやつです。文章もかっこつけてるのでカッチカチに武装していますが本人はポンコツのままです。ご了承ください。 *** 大学が夏休みに入り、特に予定も無い私はひたすら読書漬けの休みを送ろうと決心した。幸い、コロナ禍において「おうち時間」が推奨されているため、待ってましたとばかりに図書館で借りてきた本を開き、一人で本に向かいながら活字を頭の中で咀嚼していくのである。 さて、夏休み一

          #1「読書について」ショーペンハウアー(2021.8.22)

          休日の昼、混み具合60%の電車。席に座って前に並ぶ乗車客を見ると、皆首を90度に曲げて、右手の黒い石板を覗き込んでいる。その不気味さといったら。と言いつつ自分もその不気味に溶け込むように首を曲げる。どちらが飼い主だろう。皆の首が見えないリードに繋がれているようで怖かった。

          休日の昼、混み具合60%の電車。席に座って前に並ぶ乗車客を見ると、皆首を90度に曲げて、右手の黒い石板を覗き込んでいる。その不気味さといったら。と言いつつ自分もその不気味に溶け込むように首を曲げる。どちらが飼い主だろう。皆の首が見えないリードに繋がれているようで怖かった。

          図書館にて。気温36℃に若干キレながら、こんなに暑い中勉強してる人なんていないだろうな〜と高を括って入るも席は満杯。どの机も猫背の学生がカリカリ音を立てている。手元には揃って600mlのブラックコーヒー。努力が集まっていた。皆が今日の夕飯、美味しいご飯を食べれることを願って。

          図書館にて。気温36℃に若干キレながら、こんなに暑い中勉強してる人なんていないだろうな〜と高を括って入るも席は満杯。どの机も猫背の学生がカリカリ音を立てている。手元には揃って600mlのブラックコーヒー。努力が集まっていた。皆が今日の夕飯、美味しいご飯を食べれることを願って。

          暑い。気温は33度。あと3度上がったら自分と外との境界がなくなっちゃうんじゃないか。自分がみるみるうちに溶け出してアスファルトの一部になるんじゃないか。と危機感を募らせています。 もう立派な夏です。右手に抱えているアイスみたいに溶けないように、賢く日陰の方で生きたいと思います。

          暑い。気温は33度。あと3度上がったら自分と外との境界がなくなっちゃうんじゃないか。自分がみるみるうちに溶け出してアスファルトの一部になるんじゃないか。と危機感を募らせています。 もう立派な夏です。右手に抱えているアイスみたいに溶けないように、賢く日陰の方で生きたいと思います。

          最近どうも眠い。ねむい。頭は回っているのにまぶたが落ちてくる。気づけば横になっているかカフェインを求めて冷蔵庫を物色している。諦めろ、そこにコーヒーはない。全部ぜんぶ梅雨のせいにしてしまおう。そんなこんなでnoteを更新できていませんが、また再開するのでよければお待ちください。

          最近どうも眠い。ねむい。頭は回っているのにまぶたが落ちてくる。気づけば横になっているかカフェインを求めて冷蔵庫を物色している。諦めろ、そこにコーヒーはない。全部ぜんぶ梅雨のせいにしてしまおう。そんなこんなでnoteを更新できていませんが、また再開するのでよければお待ちください。

          桜が散る夜に思うこと

          ご無沙汰しています。キキです。 つい先日、やっとコートを手放せると思っていたのも束の間、もう半袖じゃないといられないくらい暑い。とにもかくにも暑い。もう常夏なわけです。 4月からこんな調子じゃ、今年の8月はいったいどうなってしまうのかと、今から危機感を覚えてガクガクしてきますが、実は心配するだけムダだってことくらい学習済みです。 こんなことを毎年言ってるけど、なんだかんだ毎年乗り越えてきたじゃないか、今生きているじゃないかと、自分を励ますのに必死になる、今日この頃。 さ

          桜が散る夜に思うこと

          北陸の雪へのひとりごと

          晴れた。今日は朝だけ雪マークが並んでいたから、また厚着しなきゃなって思って落ち込んでいたけれど、もう一回天気予報を確認したらあったはずの雪マークがお日様マークに交代させられていて、なんだか気分も晴れる。 ここ最近はずっと雪で、外に出るのがひたすらおっくうだった。暖かい地域で育ってきた友人は、雪が降り積もっているのを見てキャッキャと喜びの舞を舞っていたけれど、一緒に踊れるほどワクワクする気分にはもうなれない。 そんな純粋な子供心はどこかに置き去りにしてきてしまった…。と若干

          北陸の雪へのひとりごと

          いつまでもハーゲンダッツを躊躇して買いたい

          先日、友達からこんな問いを受けました。 「人生のしあわせってなんなんだろう?」 なるほど、なかなかむずかしい。 今回も、考えても答えが出ないシリーズ第2弾です。 ああでもないこうでもないって話が好きな方、ぜひお付き合いください。 人生の成功って?お金、家庭、趣味、健康、名声、人脈… 人生の成功を測ろうとすると、いろいろな基準が出てきます。といってもそれはただの基準で、そもそも成功なんて測れないもの。 ところが、「社会的な成功」という言葉には、どうしても正解や不正解が

          いつまでもハーゲンダッツを躊躇して買いたい

          答えは出ないがついつい考えちゃうこと

          「生きる意味ってなんだろう。」 最近、仲の良い友人からこんな問いを受けました。 その時には自分の中で答えが定まってなくて、ずいぶんとあやふやなことを答えてしまったような。 それがなんだか悔しくて、生きる意味について自分の考えていることを言語化してみようと決心し、今パソコンをカタカタ鳴らしています。 この問い、皆さんも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。もういちど、一緒に考えてみませんか? ※先に謝っておきたいのですが、この記事では結論はあやふやなままです。私

          答えは出ないがついつい考えちゃうこと

          マフラーと暮らす、-2℃。

          私は、マフラーが好きです。 首から風が入り込まないだけで、なんとあたたかいことか。 たとえヒートテックを2枚着ていても(1+1は2理論で2枚着ていますが、効果的かは定かではありません。でも1枚よりあったかい。気がする。多分気やすめ。)、 分厚いダウンを着ていても、もこもこの手袋をはめていても、首がすっからかんでは、冬では防御力はゼロなのです。服の中に−2℃が侵入してきて内側から凍ります。こわい。 私は高校生の時から、母が編んでくれたマフラーをずっと巻いていました。

          マフラーと暮らす、-2℃。