俳句連作『餃子漫腹』
『餃子漫腹』 田中目八
星合の餃子の燒き方にうるさい
子規の忌や餃子の皮の剝れたる
蟄蟲咸俯す餃子だけでは濟まぬ
燒燗や冷めた餃子を手でつまみ
ボーナスや餃子に燒賣もつける
冬至粥餃子の茹で汁で作る
子規ならば餃子定食くりすます
らーめんに餃子浮かべて晦日そば
雜煮にも入るや去年の餃子かな
寢正月餃子は燒き目上になる
著ぶくれが腹割り話す餃子かな
獺の祭餃子のたれに餡のくづ
『餃子漫腹』 田中目八
星合の餃子の燒き方にうるさい
子規の忌や餃子の皮の剝れたる
蟄蟲咸俯す餃子だけでは濟まぬ
燒燗や冷めた餃子を手でつまみ
ボーナスや餃子に燒賣もつける
冬至粥餃子の茹で汁で作る
子規ならば餃子定食くりすます
らーめんに餃子浮かべて晦日そば
雜煮にも入るや去年の餃子かな
寢正月餃子は燒き目上になる
著ぶくれが腹割り話す餃子かな
獺の祭餃子のたれに餡のくづ