中卒おっさんが行政書士試験合格した話4
令和6年度行政書士試験
久しぶりの投稿となります。引き続き、長文駄文ご容赦頂ければ幸いです。
令和6年度行政書士試験日が迫って来ましたね。
受験生の皆様、今時期は相当追い込みをされていると思います。
私自身、昨年度の今時期は追い込み・・・とまでは胸を張って言えるレベルではありませんでしたが、一通り講義の視聴を終え、テキストで知識を補完しつつ合格革命中心にガンガン過去問を解きまくっていました。
実は、この時期、私は「記述対策」をしておりませんでした。(正確には10月後半まで)とにかく民法、行政法を中心に合格革命をグルグル回す日々だったと記憶しております。もっとも、憲法や民法は場面をイメージ出来たのでまだ良かったのですが、行政法が最初は本当に頭に入りませんでした。
入らなかった理由は自分はですが、「つまらなかった」からです。
ただですね、行政書士という資格名ですから当然に「行政法」が試験科目として重要になってくるわけですから勉強しないわけにはいきません。
行政凶悪三兄弟
勉強中、あまりにも行政法が嫌い過ぎて(全然頭に入らず)、何をトチ狂ったのか自分の中で勝手に命名をしていました(失礼な命名ですみません)
長男:行政手続法
次男:行政不服審査法
三男:行政事件訴訟法
もう、とにかくイメージが出来なさ過ぎて苦労しました。憲法、民法は場面をイメージしつつ、そこそこ学習出来たのですが、行政法だけは本当に本当に苦労しました。だってですね・・・イメージが全く出来ないのですから笑
じゃあ、どうやって解決したのか。
鬼の様に・・と自分で言って良いのか疑問はありますが、とにかく過去問を解きまくりました。テキスト片手に講義も行政法だけは3~4回絞って視聴しました。そして、何よりも最後は気合です。絶対に諦めない事です。不得意だろうが何だろうが知識が定着しないと悩んでる暇があったらとにかく1問でも過去問を解き復習する。これしかありませんでした。
自分は精神論で乗り切ったと思います。前文でも記載しましたが受験する資格は「行政書士」ですから、そりゃあ「行政法」が必要になるわけでして。
配点の割合から見ても、ここを攻略しない事には全然話にならないわけですから、そこは割り切って合格革命片手に何度も何度も過去問を解きつつ気合で乗り切ったわけです。それこそ、丸暗記してやろうか位のレベルで当時は考えておりました。
もちろん、丸暗記出来るレベルの量じゃないので丸暗記戦略は早々に頓挫したわけですけど。ただですね、大嫌いだった行政法(もとい行政凶悪三兄弟=勝手に命名)であっても、何度も何度も学習していると不思議と理解出来る様になってきて、挙句に重要レベルの過去問ならがんがん瞬殺出来るレベルに仕上がってくるのを実感しました。
そうしますと、自信がどんどん付いてくるので、学習の質自体が全体的に上がってきている実感もありました。そして、その実感を得たのがちょうど今時期でした。結局は、苦手だろうが何だろうが学習を続ける、量をこなす事でしか自分は乗り越えれなかった次第です。資格取得の為に勉強しているわけですから、苦手科目から逃げるわけにはいかないですね。
思わぬ伏兵
行政凶悪三兄弟を何とか気合で攻略しつつ、自信を深めつつあった時に、次に進んだのが・・・というよりぶち当たったのが「地方自治法」でした。もうこれはですね・・・率直に申し上げて「超超超超超超超超超つまらなかった」です。(あくまでも個人談として乱暴な表現お許しください)
本当に本当に本当につまらなかったです。
イメージどころか興味すら沸かず、むしろ講義受けても過去問やっても「いや、知らんがな」で片付けそうになりました。ただ、受験科目であり逃げるわけにも当然いかないので、イメージを持とうと講義視聴の他にあれこれ試行錯誤し、検索した結果、時期的に運が良かったのが某市議会と某市長が当時対立して話題になっておりましたので、その模様をYouTubeで見まくって「議会」に対するイメージを強引に持つことが出来ました。
YouTubeで視聴しながら「良い」「悪い」の判断をするのではなく、あくまでもイメージを定着させる事を最優先にしていました。地方自治法は「議会」だけではありませんのでYouTube視聴だけで乗り切れるとは思いませんが、少なくともイメージを全くもてないよりは全然ましだと割り切っていました。ただし、正直受験を突破した今でも超つまらないというイメージは崩れておりません。むしろ、自分の中では捨て科目気味だったので、講義を視聴して超ポイントを絞って学習した次第です。ここでも合格革命には本当に助けられました。
国家賠償法・損失補償などは考え方によっては身近なものであり、イメージもし易かったのでそこまで苦労はありませんでした。範囲も狭かったですし、講義視聴1回と合格革命の繰り返しのみで問題ありませんでした。
商法・会社法
商法・会社法に関しては正直、そこまで力を入れて学習はしませんでした。
とはいえ、捨てていたわけではありませんので、講義視聴後、テキストと過去問で学習を繰り返ししました。・・・が、割合は民法、行政法に比べて(当然、地方自治法含め)全然少なかったです。
試験の配点を考えれば当然だったと思います。
しかし、完全に捨てる事無く最低限度は学習をしたつもりです。事実、昨年度の本試験では5問出題中4問正解出来ておりましたので、むしろ得点源の一部となっていたので捨てる選択は本当に勿体ないと思います。
私なりですが、商法・会社法は点と点を繋げる(単語をピンポイントで覚え結ぶ)イメージで学習すれば範囲も限定的(民法・行政法に比べれば)ですから得点源にし易いと感じておりました。
いつも長くなってすみません。一旦区切ります。
お読み頂き誠にありがとうございました。