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 【読書記録】蜜蜂と遠雷

とってもお久しぶりの投稿になってしまいましたが、蜜蜂と遠雷を読み終えました!
ちょうど、子どもにピアノを買ったタイミングだったので、自分も久しぶりに弾いてみました。
それくらいピアノや音楽に触れたくなる、臨場感あふれる作品でした!

あらすじ

かつて天才少女として名を馳せた少女、栄伝亜夜
自宅にピアノを持たない養蜂家の息子、風間塵
サラリーマンで一児の父、高島明石
そして完璧な技術を持ち合わせ、そのルックスからスター的人気のマサル

芳ヶ江国際ピアノコンクールは近年評価が目覚ましい国際ピアノコンクール。
様々な背景を持つ彼らによる、戦いの火蓋が今、切られる。

感想

そりゃ直木賞取るよなぁ。
始めからそれはそれは熱く、情熱的でどんどん読み進められた。
登場人物たちもとても魅力的で、私が特に好きだったのは明石。
自分の年齢や境遇も影響したのかもしれない。

作品の最後。
とても静かで、とても優しい。
それはまるで一つの曲がそっと終わる瞬間のような幕切れ。
素晴らしい作品でした!


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