舞面真面(まいつらまとも)とお面の女(著:野崎まど)【いや、お前。確かに読書紹介しろとは言ったよ。短くても味のある感想はあるよ。でもなんというか、あれじゃろ?】
アムリタ【映】から続く、
アムリタシリーズ。
一巻完結。
アムリタシリーズの中では、もっとも人気が無いようですが、
まあ、印象が薄いのは否めないかもしれません。
これが第2作目ですが、
一巻完結なので何作目かは気にしなくてもいいのはもちろん。
主人公は舞面真面と書いて「まいつらまとも」と読みます。
とある大学院生で遺産相続のために、
いや、違った。
祖父の残した謎を求めて、
とある箱と意思と仮面の謎を解かなければならない。
主人公、裕福な家系の出ではあるが、
大富豪ではない。
大富豪だったのは、祖父一代である。
そんな祖父が残した謎という遺産を解く。
これが本作の主題。
最初はギャグ有りの、スローテンポ雰囲気で始まります。
謎のお面をつけた女子中学生まで現れ、
しかも言葉遣いは非常に古めかしく、しかもお酒を要求してきますが、ただ飲むことはせず目の前で掲げるだけ、本人曰く「呑んどるよ」とのこと。
まあ、これはお察しの通りのヒロインミステリというか、
スペック高いけど冴えない系男子の主人公と、
複数のヒロインがぐるぐるする、
ラブコメ系の作品なのかもしれません。
というか、やはり化物語に似てるノリですね。
結末は、相変わらずどんでん返し複数回。
相変わらずの完成度の高さなのですが、
他の作品と比べると埋もれやすいかも。
アニメ化されたらたぶんこれがどん尻の最後でしょう。
うーん、これ以上は・・・語れんな。
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