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無限のリヴァイアス(1999年)【宇宙は暗黒のアニメ感想に満たされた。少年少女たちはいま!】
21世紀初頭の名作。
これまで回避してきたけど、
あらゆる他の記事にちょこっとづつ出てしまうので、
やっぱり自分の中で残っているものがあるんだな。
ということで20年前の作品ですが、
わずかに紹介。
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時は太陽系時代。
太陽系の下半分は黒い雲に覆われている。
宇宙飛行パイロットクルーの卵たちを訓練する施設が、
何者かに襲撃され、
たまたま泊めてあった試験船に乗り込んで脱出。
子どもたちだけで。
この辺、15少年漂流記からバイファムなどの、
日本アニメの過去作品からインスパイアされています。
大人なしで子どもだけでやるってのがね。
がしかし、新型船には謎の少女型AI(ふしぎちゃん系)と、
圧倒的な遠隔攻撃システムが搭載され、
なぜか謎の軍艦が次から次へと襲撃してくる。
(こいつらにも遠隔攻撃システムがある)
いったい何者なんだ?
こうなったらマクロスみたいに単独で逃げ切るしかないのだ。
攻め来る敵艦は撃破するしかないのだ!
そして太陽系の下半分は黒い雲に覆われているので、
そこに潜って潜水艦戦を戦う!
宇宙潜水艦戦だ!!
発想の勝利よ。
そして宇宙クルーの卵たちとは言え、
まだまだあらゆる面で未熟。
不良たちのクーデターが起きたり、
あるいは第3勢力のクーデターが起きたりと、
群像劇的なドラマまで繰り広げられる。
この点、プロの兵士たちではない少年少女たち。
烏合の衆としても集団の脆さがドラマに味を出していきます。
・・・という感じのお話ですが。
↑ お試し第1話。
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社会要素のある群像劇的な作品なのですが、
人間の社会ってのはグロイですねエ。
そういう社会の黒さを観たくない人は、
止めた方がいいかも。
逆にバットマンとジョーカーの対決のように、
性悪説を通り越して、名も無き人間たちが心を合わせる。
そういう集団の心が一致する魔の時間を観たい人には、
ありかもね。
(そういうシーンがあるのです)
この辺から15少年漂流記的な作品がまた流行り始めた気がする。
ゼーガペインもこの流れ辺りであったな。
↑ 自分の過去記事があるのに。それを載せないで他の人の記事を載せてしまった。自分の過去記事検索機能ってないのかな?
↑ あったこれだ。
それはともかくですね。
人間ドラマが話題になったので、この系は一世を風靡したのですが。
同じような作品の後続がパッとしない感じがしたのです。
自分の中では。
彼方のアストラとか
↑ これは未視聴だよー!
私としては、
うーん。流行った作品の後追いってどうよ!
それに群像劇ってパターンが決まってくるような気がするんだよなあ。
よほど設定にひねりを入れないと。
名作なのは疑いなし。
しかし、私はあえての距離を取っていたのだ。
なんとなく「あの丘を越えろ」の丘みたいな感じなのだ。
(そういう私はかたつむり~♪)
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