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スズラン通りの洋服店(著:fourtons)【今日は読書紹介の中で、いろんなお店によってみた。そうしたら「あ。大変っ」】

fourtons(ふわっとん)先生が書いた少女マンガ風の本作は、
マンガではなく、イラスト集です。
ガーリーなアイテムがショーウィンドーに展示されるように描かれ、
それが永遠に続きながら、

なんとなく背景の物語もアウトライン的になんかあるけど、
物語は背景なので、
出しゃばりません。

まあ、ある服飾店に女の子が勤め始める。
そこには

あくまでもアイテムが主体。
アイテムは衣装も含む。

作中登場人物さんをモデルに、
着られている場面も例示しています。

王朝風の雅な服装が目当てで買いました。
王朝宮廷服に目がなくて。

作中では、演劇の中の舞台用の服という設定です。

パリコレミラコレみたいに、
世界観が変化するほど斬新なデザインはないですが、
まあ気持ちを盛り上げるには十分ではないかと思います。

鞄、手鏡、靴、コンパクト、白粉入れ、試験管みたいな詰め瓶。
リボン、帽子、下着、スーツ、ドレス、サテン、肋骨服、
文房具、糸と針、ブローチ、軍礼装、マント、コート、
ベスト、リップ、香水瓶、イヤリング、民族衣装。

さて、もう一冊も紹介しましょう。


fourtonsの空想博物館


こちらは最初から、展示室に衣装を置くというスタイルの本です。
割り切っています。

装飾服(ヨーロッパの宮廷服みたいなの)
子ども服、
現代渋谷(っぽい)服、

モデルあり。
服だけ、小物だけ。

コペルニクス的な、
根本的に構造が新しすぎる衣装はありません。
それ、できるならアパレル業界に引き抜かれていると思います。
デコレーションにとどまります。

でも、これで充分。
欧州宮廷服や、軍礼装や、
装飾過剰ドレスや、
有り余るデザインドアイテムが好きな方は、
まあアリなんじゃないかと思います。

自分は欧州軍礼装の世界から、
服飾の世界に興味を持ったので、
完全にアリです。ありアリのアリです。
有長の蟻亜里です。(?)

これで満足できず、
さらに服の概念を変えうるような超越的な衣装をお望みの方は、
素直にパリコレ本を見ましょう。

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#絵 #衣装 #服飾デザイン #服 #アイテム #礼服 #アクセサリー  

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