平行植物(著:レオ・レオーニ)【この読書感想文は夕方と朝の限られた時間だけ読むことができる】
生物学3大奇書の一角を占めた本。
もう2冊はハナアルキの本と、アフターマンです。
他にも生物学奇書はたくさんありそうだけど。
謎のパワーで、人の目に見えないために、
今まで発見されなかった植物群。
触ろうとするとチリになってしまうとか、
しばらくすると見えなくなってしまうとか、
色は基本的に黒とかが多く、
あるいは虹色とかも。
人類に見えない光線の領域に合わせているのでしょうか?
しかし、私はこの「並行植物」がいちばん閉口しています。
というのも、
この植物たちは、SFというよりファンタジーの存在に近く、
どういう原理で成立しているのか?
科学的に説明されていないのです。
私は不満です。
どちらかというと民俗学に近いものを感じたのですが。
しかしながら、
分類学としてみたら、とりあえず・・
いや、系統がわからんから。
うーん。
もうちょっと理由付けしてくれると良かった。
贅沢は言わない。
それにしても、名前のセンスが素晴らしい。
夢見の杖科。
森の角砂糖ばさみ。
ツキノヒカリバナ。
フシギネ。
メデタシ。
具体的にどんなものかは、お調べください。
上に述べたのは画像紹介があります。
そしてできれば、
こういうの、ぜひ皆様も創作してみてください。
楽しい。
↑ 旧版。
↓ 似たようなの。
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