
ルパン3世ゲームブック さらば愛しきハリウッド(著:吉岡平)【今回のお宝はとある一本のフィルムさ。俺のオヤジが出演した最初で最後の「読書紹介じゃないのか?」】
滅亡したゲームブック文化、
絶版(?)書籍を懲りずに紹介してみます。
そろそろ東送りかもしれん。
↑ 復刻版なんてのがあるんですね。
今作はルパン3世の作品なので、あるものを盗むのですが、
キモの部分だけネタバレ紹介しましょう。
実はルパン2世、つまりルパン父は、怪盗を襲名せず、
ハリウッド俳優を目指したらしんですね。
そこで売れない女優さんと恋に落ちて生まれたのが3世。
3世は祖父アルセーヌ1世から、徹底した英才教育を受けたのか、
家業を継ぎましたが、
(まあ、この話ではそういう設定です)
両親はまったく売れない役者のまま死去。
しかし売れなかった両親はたった一作だけ、
マイナー映画に主演していたらしいのですね。
その残されたフィルム最後の一本を盗みに行くというのが本作のミッション。
こういう理由だと五右衛門あたりも文句を言わず協力してくれます。
その他、各キャストもそれぞれ出てきます。
後はルパンらしいエンタメ。
ゲームブックなのでバッドエンド選択肢もたくさんあり、
日本軍の94式自動拳銃などはここで知りました。
斬鉄剣にはこんにゃくが斬れないとかいう弱点があるんですね。
まるで映画を観ているようなゲームブック。
ルパンシリーズの中では、個人的上位に来る作品です。
怪盗ものとしてのカタルシスが程よく、
理由も単なる泥棒ではなくポリシーのあるもので、
譲れない理由があるという特に共感しやすいものです。
↑ これなんかも、普段のルパンと違いますよね。
利害得失ではなく、義理人情で動いちゃいます。
そっちの方がなんかいいですよね。すんません。
まあそういうのばっかだと飽きちゃうかもですが。
絶版ものをまた紹介して申し訳ないなー、
と思っていたら、復刻版がありました。
こんなん紹介してもよかですか?
コレクションアイテムっぽいなこれ。
#読書感想文 #ゲームブック #ルパン三世シリーズ
#ルパン父 #ハリウッド映画 #忘れられた映画
#今回のお宝は #復刻版あり #隠れエピソード
#選択肢 #悪のプロデューサー #斬鉄剣 #九十四式自動拳銃
#こんにゃくが斬れない #貫通専用特殊弾 #アクション
#選択肢 #コレクションアイテム #この話ではそういう設定
#ハリウッド #ルパン三世