
コヴェナント 約束の救出(2024年)【必ず映画感想を書く。約束したんだ】
アメリカアフガン戦争の映画。
アメリカという国は、戦争体験で映画を作るも、
ブームが去ると作られなくなるというか、
かつてあれほど作られたベトナム映画も言うまでもなく、
今はありません。
まあ、そりゃそうか。
というわけで、まだ忘れられてない戦争としての、
アフガン戦争ネタの映画です。
今作は、アメリカ兵に協力してくれたアフガン人。
現地協力者の話です。
そういう人たちの多くは、
戦争に負けると切り捨てられてしまうのですが、
しかし、そこで助けようとしないのは男がすたる。
日本、ドイツなども、協力者については、
積極的に助けようとしていました。
ロシアもアサド大統領をなんとか回収しましたね。
(そのあと、毒殺疑惑が出てますが)
基本的な話として、
このように味方側で戦ってくれた人を助けようとしないと、
次の戦いで誰も助けてくれなくなるので、
ほとんどの大国は必死になって協力者を助けようとします、
例外として日本の外務省がありますが、
ここはスタッフ見殺しで悪名高い組織です。
外国人が日本のために何かしてくれるのは、もっぱらボランティアの人たちの成果でしょう。
ただそんな日本も、第二次大戦頃は、協力者を必死に助けようとしていました。
アメリカも例外ではありません。
アフガン人協力者を切り捨てるのは、アメリカの国益を害する。
アフガン人協力者を見殺しにするな!
そういう意図から作られた、、まあプロパガンダ映画です。
良いのです。プロパガンダで金が入って、
良い映画を作れるなら良いのです。
映画はそういうものなのです。
まあ、そういうわけなんですが、
そこまで胡散臭くない見事な作りの映画となっています。
特にアフガン人協力者を嘘くさくないような人物設定にしてあるので、
そこは違和感なく観れますね。
↑ 直近で似たような映画を観てました。
また戦争アクション映画としても、
丸ごとずっと戦っているでもなく、
絞って、ただし印象的には作られてるので、
ことさら不満はないかもしれません。
メカなどは、米軍のものを別にすれば、あまり出てきません。
相手がタリバンですから。
トヨタのテクニカルくらいでしょうか?
***
コヴェナントというのは、
誓いとか、約束とかいう意味のようです。
#映画感想文 #歴史 #アフガン戦争 #戦争映画 #戦争
#現地ガイド #協力者 #協力者の救出 #アメリカ軍
#事情 #砂漠 #サバイバル #男の友情