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ファッションの歴史(著:千村典生)【1957年ものオートクチュール読書紹介風】

今日は実学の本を紹介してみます。
人類の服飾を古代エジプトから現代まで。
(私が持っている本は2008年まで)

簡単なイラストがついてます。
西洋を中心に(世界各地の民族衣装的なものは入っていません)
1945年までは代表的な衣装を数例。

この辺までは写真などで紹介していますが。
これ以降は簡単なイラストになります。

45年以降は、各ブランドの代表作を何点か選びつつ、
主流の流れを追いかけています。

まずは、ディオールっしょ。
この辺りなら、デザインが単調なので、
(本質的なミニマリズム優先の時代)
私でも思いつけそう。

しかし、サンローラン、ゴルチェ、ケンゾー、
といった少し前の有名人が出てくるともうついていけない。
またその時代ごとにサブタイトルがついています。

パンタロンブーム
ロンゲット
GGルック
レトロスペクティブ
ビッグスカート
サンクチュール
アンチクチュール
黒の終焉
ニューフェミニン
ボディコンシャス
スキンコンシャス
ニューヒッピー

メディア向けの言葉ですね。
ミニスカ、パンタロン、ボディコンなどは、
ある程度以上の年齢の方なら、聞いたことがあるはず。
黒の終焉はBバージンに出てきた。
急にブームが終わるんだよなー。
そういえば私のクラスメイトも雌伏を黒で全部決めてたな。

そういうの、ざらっと説明してくれるので、
予備知識を身につけるのにうってつけ。
ただし、私が持っているのは2008年まで。
今は情報更新しているかもしれません。

アンチクチュールというのは、
日本人デザイナーらが主導した、これまでのクチュールの形式から逸脱した、
ぐちゃぐちゃっとした服のブーム。
色とりどりのゴミ袋をかぶっていると揶揄されていた。
クチュール派の逆襲によって、いったんなくなったけど、
まあ日本人デザイナーも主流となって久しいようでせう。

こういうので少し勉強したんですけど、
たーのしーい♬ 

以前紹介した映画記事でちょこっと出した本。
ようやく紹介できました。

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