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凪の明日から(2013~2014)【アニメ感想をしていたら地上で14年が経ってしまいました「そんなに経ってません!」】
仕事を辞めて次の仕事につくまでの空いた時間の時に観ました。
なんか普段なら観ないものを観ようと思ったんですね。
それが和歌山県三重県熊野市ご当地アニメの本作です。
熊野の沖では、文明の在り方が二つに分かれています。
海の中で暮らしている海の民。
海の村は、汐鹿生(しおししお)
陸で暮らしている今の民。
陸の村は、鴛大師(おしおおし)
陸は基本、田舎の日本で、
海は少し豊かそうな都会の住宅地を連想させる風景です。
海の村では、海中で呼吸できる人たちが住んでいます。
海棲人です。
4人の少年少女が青春時代を送っていましたが、
うちひとりの女の子が、陸の男の子に恋をします。
しかし海の男の子のひとりがその子を好きで、
さらに海の女の子のもうひとりがその男の子が好きで、
さいごにもうひとりの男の子がふたりめの女の子が好きで。
四角関係以上ですね。
はい。
恋愛アニメです。
恋愛ガチ勢です。
最初から最後まで恋バナです。
しかし、日常系アニメとしても、
いろんなエピソードを立てながら(お祭りとかね)
少年少女たちは陸の人たちと仲良くなります。
海の村には不老の神さまも住んでいるのでファンタジーでもあります。
そもそも海の人と陸の人は普通に結婚できるのですね。
ひとりめの女の子のお姉ちゃんは陸の人と結婚します。
ただし生まれてくる赤ちゃんは陸の人になってしまいます。
海の人口は減る一方。
これは社会問題です。
さて。
中盤で物語は大きく急旋回します。
なんでも海の村が長い冬眠?に入る必要があって、
みんな眠らなければならない。
しかし、恋をしている人たちは眠りたくありません。
なんとかして回避しようと努力しますが、
無情にも暗転します。
結果として何が起きたか。
4人組の中で、
ふたりめの女の子だけが地上に取り残されました。
そして・・・・
という話です。
続きはお調べください。
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この話は全編恋バナが続きますが、
必然的に、青春の苦みは避けて通れません。
意外と甘ったるい話ではないのかも。
むしろ後編は苦さを噛みしめながら、大人になっていく話になります。
いや、アンハッピーではないですよ。
グッドエンドです。
ただ想像していたのと違っていただけ。
人生アルアルですよね。
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