まりんこゆみ（著：野上武志：案：アナスターシア・モレノ）【いいか、お前らは今からただのマンガ感想だ！わかったらイエスッマムと叫べ！】
（注意：パワハラを受けた日に書いた記事なので文章が荒れています。ご了承ください）
日本の女子高生が海兵隊に就職した話。
全７巻。
しかし２巻までしか持ってない。
基本、こういうのは紹介しないことにしてたけど。
ちょっと理由があって紹介することにしました。
１巻と２巻でブーツキャンプをやっています。
ちょっと知識収集として読みました。
買ったのはそういう理由でした。
説明しよう、ブーツキャンプとは、
断じてゆるキャン△とかではなく、
映画「フルメタルジャケット」でお馴染みの、地獄の訓練キャンプだ。
まず新兵を徹底して理不尽に扱い、人間としての尊厳をそぎ落とす。
いわゆる「しごき」である。
その後に兵士としての訓練を行い、兵士としての尊厳を与えなおす。
不良とかヤクザとかは成長史の中で普通に体験してきていることだが、
こういう荒んだ部分が無いと、兵士は戦場で生き残れない。
だから無理しても荒ませる。
精神がグレてないと戦えないのだ。それが兵士だ。
ちなみにアメリカ軍には鉄拳制裁などない。
兵士を傷つけるのが非合理的だからだ。
しかしこのお話は女性兵士の話。
最近では女性も普通に軍隊に入る。
別に坊主にしたりなどしない。
女性は髪を後ろにまとめるだけ。
ただしオシャレ禁止だ。
でも基本的には、フルメタルジャケットでお馴染みの、
あの人の尊厳をそぎ落とす理不尽訓練を行う。
そこに男女差はない。
トイレに行かせてもらえないし、
水はとにかく飲まされるし、
朝は正確に起床しなければならないし、
朝のトイレは太鼓の達人状態だし、
あだ名付け力は異常だし、
暴力は振るわないが蹴りは入るし（え？）
ありとあらゆる精神攻撃をしてくるし、
てか、うちの会社かよ。（と思った）
まあでも、マインドファックした後に兵士としての自我を与えられる分だけ、うちの会社よりもいいのか。
うちのはただの弱い者いじめだからな。
新入りをどんどん辞めさせて回転を速くするのが社風だ。
そういう仕事らしいんだな。
それに比べて、
軍隊はいいな。
これでもまとも感がある。
こんな理不尽さなら、
一般市民の社会よりもよほどまともかもしれない。
理不尽にも意味があるんだったらなんともないし、
敵がミサイルを撃ってくるのは敵だから仕方ないし、
基本民間人とかを殺してはいけないし、
そもそも自○したいのを我慢してる人間だから、
戦死は願ったり叶ったりだし、
兵士の方がよほど人間扱いしてくれる？？？
ロシア人だったらワグナーとかに入ってたかもしらん。
それでボスの死後、紅い眼鏡なんかやっちゃたりして。
デブ二等兵もあそこで死ななければ、
フォレストガンプみたいな人生を送れたと思うんだけどな。
あ、でも体力がないのか。
若いころは病気気味だったしな。
何よりネットコメントで嫌がらせの定番セリフ、
「じゃああなたが自衛隊に入ってください。今すぐ」
とか言われた時に（そういう会話でもなかったはずなんだが）
「もう務めてきました」とか言えるし。
この国では「平和を守れ」という意見の人ですら、
軍隊に入らないやつは人間じゃないという空気があるようだ。
なるほど、確かに元軍事大国だけのことはある。
昔取った杵柄は健在。
まあそれは冗談としても、
軍隊には貧富の格差も許されないし、
社会全体で同じ認知バイアスを共有できるし、
軍隊的なものがあれほど流行ったのも理由があるのだ。
もしかしたら軍隊は、
一般市民社会よりも、よっぽどまともなのかもしれない？
とは思った。
なるほど。
さすがはアメリゴ海兵隊である。ん？
まあとりあえず、フルメタルジャケットみたいな重い話じゃない。
ちなみに原案者は、実際にアメリカ海兵隊員だった女性の方です。
続編がすでに入手が難しいので、さてどうしたものか。
（もういちど言っておきますが文章が荒んでいます。ご了承ください。）
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