シュガシュガルーン(著:安野モヨコ)【マンガ紹介なんて簡単にできるっしょ「バカっ、大嫌い」え?】
シュガシュガルーン、ショコルーン、あなたのハートをピックアップ!
あんもよ最盛期に描かれた、
ポストセーラームーン枠の巨峰。
思ったより、きちんと小学生女児向けの作品。
基本、魔法少女枠なんだけど、
まあ、ヒロインたちは、
実は悪魔。
仲良しの友達と一緒に(ライバルでもあるけど)
人間界で愛を発掘してくる。
これは恋愛している人を見かけたときに、
上述の呪文を唱えると、
愛を宝石の形で入手できるので、
それを本国に送還すると、
社会的地位が高まるというわけ。
魔界少女たちは一定の年齢になると、
通過儀礼的にこうしたミッションに送り出される。
そうして人間界に住みつつも、
魔界の地位向上のための労働をしていくという。
まるっとプロットを書くとそんな話。
もちろん少女マンガストライクゾーンなので、
恋バナは必然的に登場します。
お友だち同士でケンカもします。
ヒロイン。ボーイッシュなところがあり、
微妙に女子力も凸凹だったりします。
(まあでも、腐っても女子だぜ)
↑ 女子力の超人。凡俗は並び立つことすら厳しい。
↑ 主人公。読者が共感できるくらいの偏差値。これが主人公属性。
まあ、あんもよ作品は、
大体にしてもれなく、
安定している感じですよね。
可もなく不可もなし。
私にはそうした印象でした。
そして衣装が普通じゃないのがいい。
割とデザイン系の絵柄。
ということで、これを読んでみました。
そんな本作はアニメ化もされています。
あんもよ先生の結婚相手はエヴァのアンノ監督。
うつ病で身動き取れないときは、相方が稼ぐというスタイルの夫婦。
先生も旦那の会社の社長だったりします。(旦那は監督)
アニメ界ではけっこうなオシドリ夫婦なのかもしれません。