八日目の蝉(2011年:原作:角田光代)【お母さん。このご本を読んで「これは映画紹介よ。このお話は・・・あ。ホットケーキつくろっか?」食べる!】
今回は映画版として紹介。
前に紹介したかも。その場合は2度目かもですよ。
原作アリ未読。
***
女の子は、お母さんと二人暮らしでした。
豊かではないけど、それなりに充実していました。
(子ども時代の思い出です。比較できるものがありません)
ところが、ある日、引っ越しをしました。
船に乗る時に、お母さんが言いました。
「ごめんね。お母さん、ちょっと忘れ物をしてきちゃったの」
「先にあの建物の中で待っていてくれる?」
うん。
お母さんはなかなか来ませんでした。
そこへ、男の人と、女の人が、やってきました。
「怖がらないで。私たちは警察よ」
****
実は「お母さん」は誘拐犯だったのでした。
赤ちゃんの私を誘拐して、母と称して、私と暮らしていたのでした。
本当のお母さんは、私を見て泣きました。
私には、可愛そうだけど、
本物のお母さんとは思えませんでした。
でも悲しむので、「お母さん」と呼んでいます。
あの人は。
なぜ、私の母だったのでしょうか?
****
というメインテーマの本作。
ネタバレタグつけておきます。
こいつはモヤるぜ。
だが良いモヤリだ。
このモヤモヤにピンと来た人には、
絶対のオススメ。