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ミスト(2008年)【やべえ。周りが怪物だらけだ。落ち着けこんなときは映画紹 「ま、また人がっ」】

後味が悪い映画として有名。
つまり完全なるバッドエンドで救われない結末に、
多くの視聴者が呻いたという。

おおまかなアラスジ。
アメリカの田舎町は、
突然、異星の生態系に組み込まれてしまった。
濃霧の中で、わけのわからない生物が、
街の人を襲って次から次へと殺していく。
人々は逃げるが・・・

(もにゃもにゃーっと)

しかしチコチャンは知っていた。

これって、ユダヤのことわざのアレやろ?

真夜中に強盗があなたの仲間をすべて殺して、
あなたが一人だけ岩陰に隠れて、
連中は辺りをまだ探していて、
あなたは暗闇の中で、
もう駄目だと思うかもしれない。
だが、もしかしたら朝が来たとき、
強盗たちはあなたを残して去ってしまっているかもしれない。
ありえない奇跡だと思うだろうけど、
自暴自棄になって、
可能性をあきらめては絶対にいけない。

もし奇跡が起こったとしても、
あなたがあきらめてしまっていたら、
あなたは奇跡を享受することはできないのだから。

tasika konnna kanji dattayo!

ま、それはともかく、
(ぼーっと生きてる割には答えられたぜ)

これ。
SF生物映画なんである。
そういうバッドエンドとかどうでもいいので、
襲ってくる怪物たちに注目していただきたい。
今日はSF生物学の日だ。

まずキャッチーな巨大怪物。

身長50メートル以上。
数本の足でドシンドシンと歩く巨大生物で、
イメージ的には、トライポッドと象を足して、2とかで、どうにかした感じ。
鼻みたいなものを伸ばして、地上の生き物を捕食する。

彼らは霧の惑星から次元転移してきた生命群だ。
濃霧、つまり視界が常に晴れない世界で、
周囲を把握して生きている。
音波? 電磁波?
何を使っているのかわからんけど、
まあ、音なんだろう。

そして獲物を見つけると、真上からいきなり鼻で襲撃してくる。
これを知らない人類にとって、
霧の中から突然に長い手のようなものが、
人々をさらっていくのだから悪夢である。

キャッチーナ 💛

そして、
顔面ドクロ巨大グモ。
頭部が頭蓋骨のように見える、
成人男性の腕くらいの大きさの巨大グモである。
これは人間を捕まえると、どこかに連れていき、
卵を産み付ける。
ここから先はエイリアンと同じ展開だ。

孵化した幼虫たちは、生きたままとらえられている人々の、
体内で動き出すのです。

いやいや、世をはかなむなら、
ワンチャン食べられてみるのもいいんじゃない?

割とカワ(・∀・)イイ!!と思うんだけど。

駆除は、ライター改造火炎放射器で行う。
火を知らず、燃えやすいので、これに非常に弱い。
湿度が高い環境なので、火を経験する機会がなかったのだろう。

またドクログモは、洞窟みたいな場所、
つまり家に住みつくので、野外には追撃してこない。
しかし野外にはキャッチーナがいるけど。
詰みじゃん。

この3つ以外は覚えてないが、
覚えてないだけで、
もっと種類がいたらしい。
いやあ、楽しい。
こういうSF生物をもっと考えていきたいと思った。
みんなでSF生物界を盛り上げていこう。

ああ、ダンジョン飯。
地球以外の生物をお前らが愛でるチャンスは10億年以内にないという現実。
なぜ生きるのか?

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