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デッドマンワンダーランド(著:片岡人生 近藤一馬)【ええと、マンガ紹介するね。結論からいうと、君は僕の本だ。オモシロい内容を期待してるよ】

少年マンガ。グロ代表。

主人公の少年は、
ある日、謎の怪人にクラスメート仲間を皆殺しにされてしまい、
あまつさえ「殺したのはお前だ」ということで、
特別刑務所送りにされる。

そこは。

おかしな「血」に寄生された囚人たちが、
謎の血液の力を使った能力者バトルをやる。

バトルワンダーランドだった!
囚人たちは刑務所から脱獄できるのか?
そして謎の怪人の正体は?

グロ要素が強めだったので、
割と規制かけられちゃった作品です。
え?そんなに?
とか思いましたが、マミさんみたいなヒロインの件があるので、
まあ、私がマヒしてるんだと思います。

ただマンガなので。
負債はきちんと支払われる展開です。
エンタメですから。

↑ アニメ化されてるそうだけど未視聴。

伏線がちりばめられ、後で鮮やかに回収されていきます。

このマンガ家先生(2人)は、
エウレカセブンのコミカライズもやっていた人ですね。

***

さて。全巻そろってたのに、
気がついたら散逸してしまっているのですが、
内容はだいたい覚えてます。
物語の構成はさすがと呼べる内容。
破綻がありません。
途中で打ち切られることもなく、ほぼ想定通りに最終回に至ったので、
グロ要素を別にすれば、疑いなく良作です。
グロ耐性がない人はやめましょう。

でも少年マンガとしては、普通ですね。
最近のマンガと比較すると、どこら辺が問題なのか、わかりません。
例の、脳を乗っ取るやつとかの方が、明らかによりグロイよね。

****

脚本の妙。
メインヒロインの正体がバレバレ。
いずれ破綻することを確信させるも、なかなか破綻せず。
ハラハラドキドキ。

これは強敵!
と思ったキャラが即退場とか。

サブヒロイン有力候補がまさかの・・・!
とか。

刑務所の所長が・・・・

なんて感じで、
飽きさせません。予定調和なし。
しいて言えばラストのみです。

悪を描く話で、お話をまとめなきゃいけない時に、

1:きちんと罪と罰を清算するのか。

2:それともモヤるの覚悟で、オープンエンドにするのか。

そこは前者でしたね。一歩及ばず。
がしかし、K点は楽勝クリアです。

贅沢を言ってはいけません。
逆にオープンエンドで、
すべての読者を納得させるような脚本が出されたら、
時代を代表する作品になったでしょう。

↑ 公式かどうかわからないのですが、怒られたら消します。

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