フューチャーイズワイルド(著:ドゥーガル・ディクソン)【トビウオが空を飛べたらなあと思ったとき「その願いを読書感想で叶えましょう」すげえのが出てきた】
ドゥーガルディクソンが執筆したアフターマンシリーズの続編。
今回は一億年後とか、遠い未来を想定して、
今とはまったく新しい生物相の生物たちを描いたイラスト画集。
時代区分ごとに分かれており、
500万年後。1億年後。2億年後。
の世界が描かれます。
一億年後の世界では、哺乳類などは基本的に出てきません。
いや、一種類だけ出てきますが、
知性のあるクモに飼育される家畜という役割です。
この子たちは自力では生きていけません。
品種改良されており、クモに育てられ、最終的に食べられるのがお仕事。
これが哺乳類最後の種族なのです。
それ以外は、観たこともない生き物。
空を飛ぶ鳥の代わりに、空を飛ぶ魚。
陸の王者には巨象ではなく、巨大イカ。
海を泳ぐものは、魚ではなくエビ(巨大なゾエア妖精)
こんな感じで、風変わりな生物が、
進化生物学の知見から実際にありそうなデザインで描かれます。
というか現代世界で元ネタとなる生物がいます。
***
以前にちょこっと紹介したけど、
あらためて別枠で紹介してみました。余計なことでした。
皆さんも進化生物学の知見に基づいて、
まったく新しい生物を考えてみてください。
でもキモすぎるとあれなので、
モンスター娘くらいでも、かまいません。
どういう風な適応をしたのか。
くらいの説明があれば特に。
生物分が足りなくて、困っているんだっ
もっともイカタコ類が上陸するはムリだという意見もある。
↑ ドゥーガルディクソン本はこちらでも紹介してます。
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