リベリオン(2002年)【映画感想技法究極闘法。超接近視点作内専門用語解説終始。この感想が終わるころ、お前はもう寝ている】
ガン=カタ。
その力は世界を、それ以前とそれ以後に変えてしまった。
今日の講義はガンカタについて語ろう。
キアヌリーブスが緑色の映画で大活躍していた時代、
それに対抗できるコンセプトで低予算映画を作ろうという、
無謀かつ野心的すぎる計画があった。
俳優は大物と契約できた。
クリスチャンベールだ。
バットマンダークナイトで有名になる俳優だ。
だがしかし、肝心の予算が低すぎて、
とてもではないが、大した映画を撮れそうにない。
あまりにも無謀すぎたのだ。
このままではいかんと、アクションに工夫を設ける。
それが銃と格闘技を融合した武術、ガンカタである!
それはつまりところ、アクロバットな動きをしながら、銃を撃つという、
絵的に映えさせるためだけの創意工夫であり、
本質はまったくなく、それでいて無意味に楽しい、
人間の脳を活性化させる効果だけを追求されて作られた武術であった。
そしてそのような小細工が効を奏するはずもなく、
映画は大爆死して終ったはずであった。
だが、ガンカタは光り輝いたのである。
やがて異邦のアニメ作品で大量消費されはじめ。
世界中の小学生がガンカタごっこをして遊び(過剰表現が含まれます)
ほむほむとマミさんが5分間もガンカタで本筋と関係ないバトルを行うという空前絶後の映画がヒットしてしまい、そしてあの緑の男、ジョンウィックもついにガンカタを使い始め、ついに世界はガンカタの前に膝を屈したのである!
ガンカタが世界を征服したのだ。
もはや恥じる必要はない。
誰の目を気にすることなく、老若男女がガンカタごっこが出来るようになり(嘘だろ)
しまいには夏祭りでガンカタを踊り出すくらいだ。(注:世界の週末化)
そんな未来が、
来たら良いよね。
(爆死!!!!!!!!!)
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作品解説はこちらをどうぞ。
端的に言うと、ディストピア映画で、
悪の体制の番犬だった主人公がすべてを裏切り、
単身、己の力で体制をぶっこわすというテンプレカタルシス映画。
だが、そんなことはどうでもよかった。
ただひたすら、ガンカタのだめだけに。
ガンカタ使いよ。ガンカタのために祈れ。
(上の動画のコンセプトを真似て作った記事です)
寝たかな?
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