デジャブ(2006年)【この映画感想、どっかで書いたことあるぞ「せめて見たことがあるにしとけ」】
おじさんにとって少し前とはだいたい20年くらい前のことを指しますが、
まあ少し前の映画です。
観て損はないと感じる作品でした。
デンゼルワシントン主演。
だいたいのあらすじ。
主人公の刑事は、フェリー船爆発テロの現場で、
ある女性の死体を見つけたんですね。
そうして過去の記録をさかのぼっていくと・・・
そこで事件調査のために主人公の前に引き出されるのは、
過去を観れる装置とな。
あ。
そういうことか。
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という映画なんですね。
タイムパラドックスを扱っている映画なので、
伏線回収が鮮やかです。
賛否両論あったようですが、
エポックメイキングな作品は賛否がわかれるものなので、
これは良作の証と見ます。
私は良作だと思ってます。
ストーリーが破綻しているというけど、
私が独断と偏見を持って語らせてもらうと、
これは良い破綻だ。
物語の定石は、読者の感情を納得させる点にある。
辻褄だけがあっていても、それは記事にしかならない。
物語にはなれない。
しかし辻褄なんかぶっとばして、視聴者の感情的納得を優先させた本作は、きちんと物語の正道を進んでいる。
細部が整合してなくても、むしろ考察が盛り上がるだけ。
悪いことじゃない。
物語が盛り上がるためには、
どんどんエスカレーションしていくのが必要だし、
主人公の設定や性格も、ストーリーの流れにぴったりと合っていた。
よく主人公の性格と、物語の内容が、一致してないとかで、ワナビの人が怒られるけれど、そういうのもきちんとしてる。
パッとしないタイトルとジャケットだったので、
適当に選んで視聴したら、良い意味で期待を裏切られた作品。
自信をもってお勧めしたいゼロ年代映画のひとつ。
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