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瞳を閉じて(監督:ビクトル・エリセ)【思い出せない。映画感想文を読んでみたけど、さっぱり内容が思い出せない】

アクション映画を見たい時に文芸映画を見てしまい、
文芸映画を見たい時にアクション映画を見てしまうモコモコです。

今回は、謎の失踪をした伝説の映画俳優を主題にした映画。
2時間45分という、長い。
じょにかく長い。(誤字ママ)
これより長い映画を見たことあるけど、いつもより長く感じた。
そんな作品を紹介したいのです。

***

主人公は年老いた映画監督。
これは監督自身の写し絵的なキャラクタですね。
そして彼の作品には、
主演俳優が失踪してしまったために、それ以上のシーンを撮影できず、
お蔵入りになってしまった映画があります。

ニュース番組でその話が放送されるのですが、
そうすると・・・ああっ!

***

物語の前半3分の2は、退屈すぎてお腹が痛くなってきました。
いろんな体位を取りつつ椅子になんとか座り続けます。
途中、2時間ほど休憩をとりつつ。
しかし。

あ。これ。
記憶喪失ネタだ!
と気づいた時から、がぜん前のめりになっていきます。

これは・・・




ハウス食品系アニメ2作目。
私、これを幼児のころに観ました。
いや低迷する視聴率をどうにかするために、
唐突にぶっこんだお涙脚本だったらしいのですが、
幼児には受けました。

記憶喪失――!!


それはともかく・・・・



そしてここに来て退屈な3分の2に重要な伏線が、
貼りすぎていたことに気づきました。
もしかしたら、僕は大事なことを見落としていたのかもしれない!

もしかしたら、
あの途中で終わってしまった映画の撮影分。
(結局、上映できず。できるわけないやん)

あれを見せたら、記憶が戻るんじゃないか??
果たして結末は?????

わかりません!
文芸映画はそういう結末は視聴者に委ねるんです!!

***

またこの映画は、作中内作品、映画の中の映画が出てくる。
未完成の映画なので、冒頭と結末しか表示されないが。
まあ、メタフィクショナルな作風である。

どちらが本当の映画で、どちらがフィクションの中のフィクションなのだろうか。答えは視聴者のあなたに委ねられる。

結論:文芸はわりとエンタメだ。

↑ エリセ監督と言えばこれ。みんな見てね!



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