誕生日占いよりも自分の才能が正確にわかる、ストレングスファインダーとは【イベントレポート】
ストレングスファンダーを知らない人から、自分の資質は知ってるけどどう活かせばいいの?明日からできることは?と疑問を持つ方まで、知って得する情報が豊富なイベントの様子をレポートします。
今回、Gallup認定ストレングスコーチである中村さんに登壇していただきました。(詳細プロフィールはイベントページへ)
ストレングスファインダーとは
ストレングスファインダーでは、複数の質問に答えると34の資質がランキングでわかります。その34の資質は大きく4つに分けられます。
影響⇄実行 関係⇄思考
『影響』のタイプが多いと物事を始めさせることが得意で、
『実行』は反対に終わらせることが得意。
『関係』のタイプは人のためにすることが好きで、
『思考』は頭の中で考えることが得意
これらの資質は優劣つけるためのものではなく、個人の特徴にすぎません。
その中でも上位5つの資質にフォーカスします。
お互いの資質に関連したエピソードのシェアをしました。
それぞれの資質について
共有した後に、具体的な資質の解説をします。
同じ資質でも複数のタイプがあるので、お互い共感し合えないこともあるというので驚き。
例えば、日本人の多くがTop5にあるという最上志向の話。(私もその一人)
『最上志向』(もっと改善したい!と思う資質)にも3つのタイプがある
・自分に向くタイプ
・モノやコトに向くタイプ
・人(他者)に向くタイプ
同じ最上志向でも、自分がレベルアップしたいのか、人にさせたいのか、と人それぞれ。
参加者の中でも、「同じタイプなのにエピソードに共感できなかったのはそういうことか!」と納得してました。
また、最上志向と回復志向の違いもなるほど納得。
最上志向は今あるものをよりよく、0からプラスにしたいと思う一方で、
回復志向はマイナス状態を0に戻したい、という違いがあるそうです。
(⬆︎写真・右の図)
そして盛り上がった一部もちらりとご紹介。
風邪を引いた時「あなたは何を思いますか?」
ポジティブな方:「風邪じゃなくてよかった!」と思い、
戦略性の方:「明日何度だったら何をするか」を緻密に考え、
分析志向の方:「なんで風邪を引いてしまったんだろう?」と考える。
「まさに今そう思った!」と頷いたり「そんなこと思うの〜」と思わず笑ってしまったり^^
実は、強みは「弱み」になることもある
Top 5に上がった資質は自身の特徴であり、行動や思考をする際の「癖」と言われるもの。
ただ、良さばかりではなく、資質の誤った使い方をすると、「弱点」となりかねないのです。
例えば、最上志向の弱点は
『みんなが「良くしたい」と思い込んでいる、期待しすぎる、求めすぎてストレスを与える、こだわりが強すぎる』等
自分の考え方の癖を知っておくだけで、物事を進めているときに「ハッ!今自分の悪いところ出てるかも」と気付かされ、一呼吸置いてからその癖を修正することができます。
資質が理解できると仕事のパフォーマンスも向上
先ほどから述べている通り、資質によって考え方の癖があります。
例えばフィードバックを個人に合わせて行うとメリットがあります。
例えば仕事場で、部下が上司に仕事のパフォーマンスのフィードバックを求めたとします。
上司が最上志向の場合
「君の〇〇がよかったから、それをもっと伸ばそう!」と褒める。
しかし、部下が回復志向だった場合
「僕のダメなところを直したいからもっと悪いところを指摘してほしいのに・・・」と不満に思ってしまう。
このようにコミュニケーションのすれ違いが起こってしまいます。
資質を参考にチームを編成やフォーマット、対話の仕方を変える工夫してみると仕事もスムーズになりそうですね。
TOP 5 FIRST!!
TOP 5 FIRST!と中村さんは強調していました。
最初に説明したように、まずは自己認識をすることがとても重要です。
間違った自己認識をすると、穴を掘ろうとするカモメや空を飛ぼうとするモグラと同じです。正しく自己認識をしそれぞれの強みを活かし、補い合うことが大切です。
自己認識が不足していると、強みとなる資質が逆効果を生んでしまい、弱みになってしまうリスクがあることも覚えておきたいですね。
自分の上位5つの資質に目を向けましょう!
最後に
<まとめ>
・ストレングスファインダーには34の資質があり、大きく4つにわかれる
・同じ資質でも資質の対象に違いがある(自分へや他者等)
・上位5つの資質は強みでもある一方、弱みにもなり得る
・自分の資質をしっかり理解することがとっても大切!!
このイベントに参加してみて、参加者の皆さんも自分のことが少しずつわかるようになってきた!と前向きな意見がたくさん聞こえました。私も日々意識して自分と向き合い、資質を効果的に活かし、チームで補い合いながら良いアウトプットができるよう努力したいです。
今は一人一人の個性を受け入れる時代になってきたからこそ、正しく理解し受け入れること、そしてそれを活かして共創することがより求められる社会になると感じます。ビジネスだけではなく、普段の生活の場面でも変に悩むことも減り、人間関係も良好になるのではないでしょうか。
まだストレングスファインダーを受講していない方はぜひ、これを機に診断してみてください。書籍を購入するとアクセスコードが得られます。書籍も大変参考になる情報がたくさん書かれています。
長くなりましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
<イベント情報>
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