47歳 乳がん 子宮がん発症 5
がん告知から金銭の事
次の受診の時に 主人と共に待合室にいた。
この時、主人との関係は悪くなかったと思う。
看護婦さんに呼ばれ、先生の前に座った。
告げられたのは
「乳癌です、全摘をお勧めします。」との言葉。
(ガーーーン 、、
癌、、、とかけてる??
でもさー、、、
この間買ったランジェリー付けられないじゃん・・・
水色でめっちゃカワイイのに・・・
セールで安かったのに・・・)
私は自分がアホなのかな????
と思った。
現実を受け入れなかったのかのしれない。
ただ何故か
自分は絶対死なないという確信があった。
どこからくる自信か分からないけど
絶対生き残ってやると思った。
というか自分自身強く心に誓った。
動揺していたのは主人だった。
産婦人科の先生にも同様に、
子宮癌の告知を受けた。
こちらは円錐切除。
原発は違うらしい。
そういう意味ではラッキーだった。
転移ではない。
それから家に帰って義理の両親に報告。
中学の息子には
「お母さん、乳癌と子宮癌になったけど
大丈夫だから!! 元気に病院から戻ってくるからヘーキヘーキ」
とだけ告げた。
息子の
「本当に大丈夫なの??」
と心配そうに見る顔に
笑って笑顔で
「大丈夫!死なないから!」
と返答したのを覚えている。
それからペット検査やらなんやらで
実際の手術まで10万くらいお金がかかったと思う。
病気になるってお金の面でも大変だ。
保険に入ってはいたが
自分が若いころ
保険の外交をやっていたので、保険の仕組みを少しかじっていた。
24.25の時だったので
まさか自分が病気になるなんて微塵も思っていなかった。
だから
最低の1日5000円の補償しか入っていなかったし、
ましてやがん保険なんて入っていなかった。
これが最大の失敗。
よく
CMでガンになったら100万円もらえるというのを目にする。
何も知らなければ高いなーって思うけど、100万円は妥当な金額。
手術前検査10万
高額医療手術10万円(←日本の社会保険って素晴らしい)
術後、自宅療養含め、働けない期間2、3カ月くらい(←個人差あり)
一カ月の自分の給料が残業含め20万だとして
20万×2か月働けない期間 40万
入院にかかったお金 12万
入院準備 1万
入院前検査 10万
ザっと見ても60万はかかる。
保険で賄えたのは20万だけ。
足りなすぎる。
癌になったら残りの保険料払わなくていいという保険にも
入っていなかったために今も同じ金額毎月払っている。
保険と携帯は見直しが必要だね。
皆さんにお勧め。
ただ保険外交員にも良し悪しあって
自分の利益中心に見積もってくる人いるので注意。