「読書日記」読みたい本は増えていく
2022年4月28日(木)
読書日記をスタートさせたからには、毎日更新しようとなんとなく決意していたのに、3日目にしてあっさりと更新が途絶えた。「なんとなく」で決意したものが確固たるものであるわけがないのだから、当たり前といえば当たり前か。
図書館で予約した本を借り、ついでに本屋さんへと足を運ぶことにしたのだけど、今日は本棚を物色しただけで終了した。本屋さんへ行くと、アレもコレも欲しくなって気づけば何冊も手にしていることもあれば、一冊も欲しいものがないという時もあって、それは自分の精神的なものが反映されていると思われるのだけど、私の場合、欲しい本がたくさんある時ほど、何かしらのストレスを抱えている時のようでもあり、本を買うことでストレスを発散しようとしているのだろうと最近は思う。あとはホルモンね、ホルモンバランス次第で物欲はめちゃくちゃ左右される。
そしてこれはいつものことなのだけど、図書館へ行った日や、本屋さんへ行った日の夜、新たに読みたいと思う本を見つけてしまうのだ。これは何なのか。いま気になっている本はコチラ👇
仕事を辞めた著者の記録なのか、詳しいことはよく分からないのだけど、私自身も仕事を辞めてから、この本の紹介文と同じような感覚を抱いていたいものだから、著者がどのように2000連休を過ごしてきたのかが気になってしまった。ちなみに2000連休って6年間らしい。これは長いのか、人生のほんの一瞬なのか。
そんな今日の読書は『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』。
名作と呼ばれるものほど内容が難しいだろうと、いままで勝手に思っていたものだから名作に手を出したことはない。タイトルぐらいは聞いたことがあるけれど、といった感じ。自分には理解することは無理だろう、だからこの先も名作を読むことはないだろう、と思っていた。
しかし三宅さんの解説を読みながら、「もしかしたら私でもいけるんじゃない?」といった淡い期待がうまれて、ただその期待は泡のように消えてしまうこともありうるので期待はしすぎずにいたいところなのだけど、しかしなんだかどれもこれも面白そうに紹介されているものだから、読みたい欲がどんどん増しているのだった。
『カラマーゾフの兄弟』の解説では、
「あらすじをあらかじめ読んでおく」
と書いてあって、そういうことをしても良いんだ!!と目から鱗の気分だった。
さらに言うと、三宅さんは『カラマーゾフの兄弟』のネタバレをどんどん本の中に書いていて、ここまでネタバレされてしまえば、もう内容を知ってしまったのだから『カラマーゾフの兄弟』を読む必要もないような気もしたのだけど、しかしこれが余計に読みたい欲を刺激してくれていて、私はすっかり『カラマーゾフの兄弟』に魅せられていたのだった。しかし・・理解できるのだろうか、不安。
ということで、まずは漫画版を手に取ってみた。
そういえば『罪と罰』も同じように漫画版を読んで満足したんだったっけ。私はいつか小説のほうも読む日が来るのだろうか。