【読書日記】2021年10月19日
朝からめちゃくちゃ寒くて、ぶるぶると震えていた。しかし今日はさほど気温が下がっておらず、むしろ暖かくて過ごしやすい、いやちょっと暑くないか?と周りが言うので、あれ?おかしいな、私だけ寒いのか?それって・・もしや・・悪寒・・?
なんてハラハラしていたのに、お昼ご飯をガッツリと食べたら一気に暖かくなった。風邪じゃなかったので安心した。体重はガッツリと増えていたので安心は恐怖に変身したけれど。
そんな今日の読書は『説得されて』の続き。
『誇りと偏見』では、家族が割と仲良くしていて、そこに慣れていたのでこの『説得されて』の家族間の仲になじめずにいる。
父親と長女は、主人公である次女を「役に立たない」という位置づけをしていて、こういうことはよくある話なのだろうか、とふと考えてしまった。
きょうだい間での差は、多少なりとも存在するという話も聞いてはいる。兄弟姉妹がいない私には判別できないけれど、それでもやっぱり誰かを軽く扱うこと、そしてそれに慣れてしまうことを、悲しいと思ってしまった。
この時代は男性にばかり権限があって、法律上で女性に権利が無いことも多く、女性一人では何一つ思うままに出来なくて、社会からも軽く扱われているのだけど、でもそれを普通のこととして生きるしかない時代というのが存在していて、それは遠い昔の話のつもりだけど、
実は今の自分も、あの頃の女性とさして変わらないのではないか?
今の女性たちは、生きやすくなっているのだろうか?
と考えていた。結論はすぐには出ないし、考えれば考えるほど深みにはまって抜け出せなくなりそうでもあり、そうこうしているとネガティブを誘発するので本日は退避いたす所存でござる。
本を読んでアレコレと考えて、気づいたら全然別のことを考えていることは割と多いけれど、というよりそっちの方が多いけれど、それも含めて読書は楽しいと思った秋だった。
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