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読書日記・グダグダが幸せ

9月3日(火)

『ほぼ日手帳公式ガイドブック2025』を買う。毎年買っている公式ガイドブック。紹介されている手帳の使い方を延々と見ているうちに、まんまとほぼ日が欲しくなるというのが毎年の流れ。

来年はどれにしようかと悩んでいる時間が楽しい。そして人様の手帳を拝見できることも楽しい。自分だったらどんな風に使おうかと悩んでいる時間も楽しい。実際に手帳を使うよりも、こうしてガイドブックをながめて、あーでもないこーでもないなんてことをグダグダ考えている時間が一番幸せだ。





9月4日(水)

中島たい子さんの『パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら』を読む。パリの暮らしが魅力的でたまらない。こういう外国の暮らしが紹介されている本を読むたびに、日本人は頑張りすぎだなぁと思ってしまう。

掃除は週に一度でも死にはしないし、ご飯だって肉や野菜を焼くだけ、あるいはパンにはさむだけでも美味しく食べられる。

自分がやりたいなら、時間をかけて丁寧に料理したり掃除したりすればいいけれど、丁寧に料理をしなくちゃ!掃除をしなくちゃ!!と、まるで義務のように考えて行動しているとしたら、それはしんどいだけだからやめたほうがいいな、なんてことを考えていた。

無理せず、頑張らず、鼻でもほじって生きていこう。





9月5日(木)

夫が出張から帰宅。大喜びで夫を迎える犬。犬に熱烈なお出迎えをしてもらった夫はご満悦。こんな風に熱烈な歓迎を犬にされるなら、私も数日間出張に行きます!!!という気持ちなのだが、いまのところ出張の依頼は皆無。




9月6日(金)

紫苑さんの『73歳、月5万円でますます快適! 「ちょうどいい」を自分で創る ごきげんプチプラ生活』を読む。月に5万円でやりくりしている紫苑さんの生活を知れば知るほど、日ごろの自分がいかに散財しまくっているかを思い知る。

何かを買うということは、それが必要だから買っているはずなんだけど、たま~に「お金を払う」という行為をストレス発散にしていることがあって、それは無駄遣いなんだろうな、でもストレスを発散しているなら無駄ではないのかもしれないよね?と思ったりもする(散財する人の言い訳)。

しかしお金の使い方ってクセになっているので、簡単にどうにかできる問題じゃない。クセはなかなか直らないもの。散財がクセになっているのならば、そのクセと根気よくつき合う覚悟を持ちながら改善していくしかない。根気よくだなんて、なんて気の遠くなりそうな話なんだ!!と憤っていたら、いつの間にか犬のおもちゃを購入していた(家に20個ぐらいあるけれど、ご新規さんご来店です)。これは必要経費なのだ。誰にも文句は言わせねぇ。



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