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【読書日記】人は「解釈」に惑うのだな

【7月1日(木)】
月初めは恒例のKindle Unlimitedをチェック。今月の新作はどんなかな~♪と意気込んでネットを開いたものの、33冊しか追加されていない!!

え?嘘でしょ!?33冊ってどういうこと!?毎月、1000冊以上は追加されていなかったっけ?
勝手にショックを受けて、Kindle Unlimitedを今後も継続するか、しばし悩む。しかし答えが出ない。どうしたものか。

夜になってもしかしたらとkindleを開いたら、新作が追加されていた!いつも通り1000冊ぐらいが追加されていてホッとした。良かった、早まって退会しなくて。(月初めに退会しても、その月は会員の扱いにはなるけれども)

そんなこんなでKindle Unlimitedに追加されていた、阿部広太郎さんの『それ、勝手な決めつけかもよ?』を読む。

発売された5月の段階で、買おうかどうしようかと迷っていた本だった。Kindle Unlimitedの対象になってくれて嬉しい。

『それ、勝手な決めつけかもよ?』には、未来も過去も自分の「解釈」でしかないと書いてあった。現実に起こったことでも、捉え方ひとつで物事って変わって見えるもんな~とぼんやり思う。

私はすぐに何でも悲観的に捉えてしまうクセがあって、でもそれがとっても生きづらさを招いていて、最近はこれをどうにかしたくて悪戦苦闘しているのだけど。

一方の夫は、何でも「なるようにしかならない」と考えていて、ムダに掘り下げて物事を考えないので、精神が一定しているのだ。これが羨ましくてたまらない。私の精神は、乱気流のアップダウンと同じようなものだからな~、自分でも酔うことが多くて困る。

さらに本には、「正解」って誰にとっての「正解」なのかという話もあった。昨日読んでいた『勉強するのは何のため?』に通じるので非常に興味深い。

『勉強するのは何のため?』も、「絶対の正解」なんてものは無いんだという話がある。「正解」は人の数だけあるし、万人共通の「正解」なんてものは無い。

なのに人は、「正解」があるんだと思って、それを手に入れようとしてしまう。そして手に入らないから、しんどくなって、何もかもが嫌になるといった話があった。

そうならないためには、自分にとっての「正解」を見つけること。それが幸せに生きる方法なんだなー。

偶然にも同じような内容の本を手に取っていて、
「これは何か意味があるのだろうか?」
なんて考えてしまった。これがまさに「解釈」なんだろうな。

どんな物事にも、理由や原因をくっつけているのは自分。それ以外にないんだと、改めて思う。

色々と悩んだり惑ったりするわけだけども、それすら結局は自分の「解釈」の結果でしかないのかもしれない。そう思ってみると、少しだけ前が向けそうな気がする。

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