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「読書日記」心が疲れても本を読む

2022年5月6日(金)

午後からの予定が立て込んでいるので、午前中は静かに過ごそうと思いつつ、しかし家の中のアレコレが気になって気づけば汗だく。これからまだ疲れると分かっているのに、すでにお疲れMAXになっていて、ペース配分って本当に大事だと痛感した。

今日は待ち時間がちょこちょこあったので、その間に『アンネの日記』を読みつつ、アンネのことをネットで調べていたら、わりとメンタルがやられてしまった。同じ時期に『わが闘争』の漫画版も読んだり、ヒトラーのことも調べたりしていたので余計にメンタルに来たのかもしれない。

どうしても被害者からの立場で物事を見てしまうし、それが正しいような気もしていた。けれどそれは、偏ったものの見方をしてしまう原因でもあるはずと考えて、あえて双方の言い分を聞いてみようと思い、ヒトラーの本も読んでみたのだった。しかし私にはヒトラーの気持ちがさっぱり分からなかった。

私にとっては重い本が続いていたので、軽めの本が読みたい気分なのだけど、どんな本も軽く思えないほどに打ちのめされているようでもあり、これは困ったぞ・・と思いつつ、三宅香帆さんの『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』を眺めていたら、疲れた時に読む本として『るきさん』が紹介されていた。

『るきさん』は大好きで何度も読み返しているのだけど、何回読んでも、るきさんのマイペースさが非常に心地よくて、毎回読み終わるのが淋しく感じるものだから、読みたいけれど読み終わるのがイヤで手に取れない!みたいなジレンマがあるのだった。でも今は、気持ちを切り替えるためにも『るきさん』がとても良い働きをしてくれそうなので読もうと思う。『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』を開いた自分、グッジョブ!


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