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読書日記・読んで考えて、また読んで

10月19日(土)

子どもたちと映画『フライ!』を配信で観る。池から出たことがないカモの親子が旅をするという話。堺雅人さんが吹き替えをしているので、前から気になっていた作品。渡り鳥だけど、臆病なのでずっと同じところで過ごそうとしているマックの気持ち、痛いほどわかるし、大冒険もすればいいってもんじゃないだろうとも思うんだけど、でも冒険したからこその成長がそこにはあって、私も冒険しようかな、やっぱりやめとこうかな、と思った(どっち)。絵がかわいくて面白かった。現場からは以上です。




10月20日(日)

尾石晴さんの『からまる毎日のほぐし方』を読む。晴さんのマガジンを購読している人にとって、マガジンの内容も本に入っているので読んだことがある!という話も多々あるものの、楽しく読める本だったので購入してよかった。

あとがきに、エッセイを書くことはとても難しかったと晴さんの言葉があって、現状で大学院に通っておられて、立派な職歴もある晴さんが「難しい」と思うのならば、エッセイっていうのはとんでもなく困難なものに思えたので、私はこれから先もエッセイを書くことだけはやめておこうと思った。こうして日記を書いているだけで、あっしは幸せでやんす。





10月21日(月)

『名探偵コナン』の最新刊を読む。おお!なるほどね、の展開。どちらかといえば別のことでビックリした。コナンは、回を重ねるごとに面白さが増すので好き。





10月22日(火)

池上彰さんの『20歳の自分に教えたいイスラム世界』を読む。恥ずかしながら、イスラムとかハマスとかガザ地区とか、ニュースで見てもなんのこっちゃさっぱり理解していなかったので、この本を読んで学びたかったのです。

イスラエルとパレスチナ、両者の意見を知れば知るほど、この問題はどうして解決が困難だとされているのかがわかった気がする。お互いに言いたいことが山のようにあるんだよね。2000年前ぐらいからの問題が、この先パッと解決するとは思えないので苦しい。あぁ、何か方法はないのか。

池上さんの解説はとてもわかりやすいので、わからないことはまず池上さんの本で確認して、そこから深堀するのが一番だという気づきを得た。イスラエルとパレスチナのことを知ったからといって、私に何かできるとは思えないけれど、この問題を知らないまま、他人事だと追いやってしまうことのほうが、私には恐怖に思えたので本を読んでよかったと思う。もう少し理解を深めたい。難しくない本でね(ここ重要)。



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