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日記・本は読めてないけど日記は続く

8月1日(木)

脳は「暑さ」と「怒り」を区別できないという話を、何年か前に聞いていたからといって、イライラしなくなるというわけでもなく、知っていても対処のしようがない、ということはよくある。

とにかく暑い。以上!




8月2日(金)

犬を病院に連れて行ったあとは、近隣にある公園の日陰部分で散歩をするんだけど、今日は動かなくなったセミを見つけてしまってうろたえた。

セミは死んでいるように見えても、じつは生きている生き物。急にセミが動き出すとビックリするから、近寄らないようにしようと思っていたのに、セミに気づいていない犬はセミのほうへと歩いていってしまう。

えー!!勘弁してよ・・と思ったその時、セミは犬の顔面を直撃!!!お主、やはり生きておったか。顔面に何かぶつかったことにビックリするでもなく、淡々と先へ進もうとする犬。セミは犬にぶつかったことにビックリしたのか「ミミミミ‥‥」と力のない声で飛び去っていった。気の毒。

セミに大丈夫かと尋ねたいものの飛んで行ってしまったので、犬のほうに大丈夫かと声をかける。予想通り、犬は私の声を完全に無視して歩いている。どんなことがあっても、私を無視する犬の徹底した態度に惚れ惚れしちゃう。




8月3日(土)

『名探偵コナン』を100巻まで読み進めることができた。ここまでくると、謎だったものの真相が、どんどん明かされていくので面白さが増す。

それにしても、ここまでネタバレにあたることもなく読み進められたのは奇跡に近い。特に有名な作品になればなるほど、意図せずにネタバレをくらうことはあるというのに、コナンはネタバレを回避し続けてきた。これは、私自身の日頃の行いがよいおかげだな、うん(自分で言っていくスタイル)。




8月4日(日)

柴崎友香さんの『あらゆることは今起こる』を読む。

柴崎さんは足の甲が広いために幅広の靴を履いていたらしいのだけど、それだと足を固定する力がなくなるから、足はどんどん幅広になっていくという話に驚いた。

私も幅広の靴を履いているんだけど、年々、合う靴が減っていて、幅広でも小さいような気がして困っていた。そうか、自分の足がだらけてしまっているから、合う靴がなくなっていっていたのか!!なるほど!!!!

靴には、自分の足の形を固定して守ってくれる役割があるなんて知らなかった。ラクだからという、ただそれだけの気持ちで靴を選んではいけないんだな。柴崎さんのようにオーダーメイドする勇気は出ないけれど、これからは靴選びにも慎重になりたい。

本を読みながら、足に「なまけてたら大変なことになるから、気を引き締めて生活して!」と声でもかけてみようかと思ったんだけど、足に「なんでこっちにばっかり言うんじゃ!!全身全霊で怠けてるアホな本体のせいでこうなっとるんじゃ!!お前が自力で何とかせえよ!!」とか言われたら、「えー!!足がしゃべったーーー!!!!こわー!!!」ってなるから、やめとこうかな(好きにしな)。





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