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読書日記・読めたり読めなかったり
7月5日(金)
『百年の孤独』と『『百年の孤独』を代わりに読む』を買った。満足。買ったことに満足して本を読まない可能性は、とてつもなく大きいことはわかっている。
でもいいのです。手元に『百年の孤独』があると思うだけで、強くなれる時間がある。積読とはそういうものさ。ははは(開き直り)。
7月6日(土)
山内マリコさんの『結婚とわたし』を読む。性別での役割分担について考える内容で、多くの家事を女性が担っていることへの不満を、山内さん自身の生活を通して語られるんだけど、共感しかなくて面白かった。
家事が大好き♡という人は別だけど、たいていの人は家事が面倒なはず。面倒なことだからやりたくないと思うけれど、やらなければ終わらないので、家の中が荒れていく。
こういう時、面倒なことをさっさと終わらせてしまいたい!と思う人が動くことになる。面倒なことを先延ばしにして、あとでもいいじゃん、と考えている人は家事をしない。
うちの場合、掃除については夫のほうがうるさい。私は掃除が苦手だし面倒だと思っているので、汚れを見つけても後回しにしがち。結果、夫が汚れているところを掃除することになる(といっても月に1回とかだけど)。
一方で、夫は食べ終わった食器を洗うのを面倒がる。放置された皿の汚れは落ちにくくなるので、そういうのが我慢できない私が洗うことになる(毎日)。
これは我慢できない!と思ったほうが動く。それが家事なのかもしれないね(本当?)
7月10日(水)
飛鳥井千砂さんの『見つけたいのは、光』を読む。自分がいかに他者をカテゴライズしているかを思い知らされた。
結婚しているとか独身だとか、子どもを産んでるとかいないとか、そういうのは普段からどうでもいいんだけど、夫は九州男児だから男尊女卑の傾向があるのかもしれない(超偏見)とか、出身地でカテゴライズしてしまうことは、未だにある。
夫を20年以上見てきたわりに、夫の本質よりもカテゴライズされた夫を信用しそうになる。自分の目よりも、カテゴライズしたもののほうが確かな気がするんだろうな。
でもこの本を読んでも思ったけど、他者をカテゴライズして良いことなんかない。これからは、夫は九州男児だからなのか、九州愛が強すぎる!!なんてカテゴライズするのはやめたい。けれどそれは事実だ。九州愛は強すぎる!!!
あ、本の内容はとても面白かったです。飛鳥井さんの本をもっと読みたい。
7月12日(金)
すごくたくさん本が読める時期と、そうでもない時期がある。いまは後者になりつつある。こういう時はマンガでも読もう!と思いついて『名探偵コナン』を読む。
安室透というキャラクターが出始めたところで、なんだかソワソワしてしまった。作品と声優さんの私生活は別物だと普段から思っているのに、ソワソワしてしまうなんて修行が足りん(何の修行?)。
7月13日(土)
そういえば観るのを忘れていたなぁと思い出したので、『きのう何食べた?』のドラマseason2を観る。やはりケンジが最高だ。
ケンジはいつだって自分の思いを正直に話すことができる。でもだからと言って、自分の考えに執着したり、自分が正しいと思いこんで相手を否定したりしない。相手の気持ちを尊重しつつ、自分の思いも大事にしている。そんなケンジが最高だった。
あぁ、ケンジになりたい。