【読書日記】2021年8月16日
朝からnoteが書けなくてモヤモヤしていた。私の中でnoteの存在は大きくなっているらしい。毎日更新することも目標にしているので、noteが書けないと書けない自分に落ち込んでしまう。
しかしこれは良くない兆候でもあって、楽しんで記事を書いていたはずなのに、「書かなきゃいけない」が入り込むと途端に息苦しくなる。義務になれば何でもしんどい。分かっているのに自分で義務にしてる。私はアホなのか。
一旦、義務感とかを捨てて、まっさらな気持ちでnoteをスタートさせようか。そんなことを思いながら、いつも通りに記事を更新する。何だかんだと深く考えるには、時間も余裕もなかったので、一旦保留にしてしまった。
時間が少しだけあったので、本屋さんへ。今日は熊代亨さんの『何者かになりたい』を購入。
発売前に存在を知り、買おうと思っていてすっかり忘れていた。
私は世間で呼ばれる「中年」の年齢ではあるけれど、「何者かになりたい」という欲求は強くて、何者かになっている人に憧れてもいた。
自分を証明してくれるものが、自信も持てるんだと勝手に思ってきた。しかしよくよく考えてみるまでもなく、何者かになることと自信は関係がない。そこは本にも書いてあった。
自分の存在価値を他者に委ねてしまえば、承認してもらうことが生きがいになるし、それはとてもしんどいものでしかない。
さらにいえ自分の価値を決めるのは人様ではなく、結局のところ自分自身だけ。自分が満足できなければ、どんなことにも意味がないんだろう。
そこまで考えているなら、結論が出てるということでもあり、「何者かになりたい」なんて思わなくても良いということでもあり、だから本を読む必要があったのか、そこは謎。
でも読んだことによって、肩書きに憧れはあってもそれが自分に必要だとは限らないし、あったところで活かせるかどうかなんて分からないんだ、と言ったことに気づいたので良し。