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読書日記・本を読んだりそうでもなかったりの日記
6月30日(日)
発売されると知ってから、買おうかどうしようか悩んでいる『百年の孤独』の文庫。単行本ですら手に取ったことはない。それなのに欲しいと思っているのはなぜか。
理由は単純。『百年の孤独』が発売されるタイミングで、友田とんさんの『『百年の孤独』を代わりに読む』も発売されると知ったから。『百年の孤独』が読みたいというよりも、友田さんの『『百年の孤独』を代わりに読む』を読みたいがために『百年の孤独』を読もうとしている。
『『百年の孤独』を代わりに読む』は、私が大好きな柿内正午さんの『プルーストを読む生活』の中で、柿内さんが影響をうけた本だと書かれていたので、ずっと読みたいと思っていた本なのだ。だから『『百年の孤独』を代わりに読む』を読むために『百年の孤独』を読みたい。
『百年の孤独』を連呼しすぎた。目がチカチカする。
買おうかどうしようかと迷ってる時間がムダだ。さっさと買ってしまえ、私!!!
7月1日(月)
いつの間にか7月!???? え??? この間まで2000年ぐらいじゃなかった???(7月関係ない)
7月2日(火)
佐原ひかりさんの『鳥と港』を読む。仕事のストレスを抱える主人公のみなとに、初っ端から思いっきり共感しまくってしんどくなったし、働くこと、生きていくことの息苦しさのようなものはつねにあって、私の中では楽しい作品とは言い難いのにもかかわらず、読後感はとても優しくて、この本、好き・・・となりました。
佐原さんが生み出す言葉の数々は、時に心をぐさりと突き刺し、甘えた自分を省みるきっかけをくれた。そして苦しむ心を癒してもくれた。あぁ、素敵な本を読ませてもらえた。佐原さん、ありがとうございます。
7月3日(水)
『本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎』を読む。本の雑誌で年末恒例だった、北上次郎さんの「エンターテイメントベスト」が全部収録されていて嬉しい。北上さんのベスト本を読み、新たに読みたい本を見つけるというのが毎年恒例の行事だったことを思い出す。
北上さんの書評をもう読めないなんて淋しい。
7月4日(木)
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犬がかわいい。以上。(え?何の話??)