電車で居眠りをしているうちに、 予定より早く駅に着く。 「早く着いたけど、資料に見直しができるから、いいか」 コーヒーショップを探したが、まだ開いていない。 駅の待合室のようなところがあったので、 そこで資料を見始めた。 何か違和感を感じる。 人がいない。 人の気配もない。 「どうしたことか?」 資料をしまって、まわりを見渡してみたところ 駅の外は深い霧に覆われていた。 やっとビルの頭が見えるくらい。 階段の手すりに、 うっすらとほこりがつもっていた。 早朝で人が
電車で居眠りをしていたら、霧のまちに着いてしまった。朗読と音楽です。映像 NHKクリエイティブライブラリー、音楽 ガレージバンドで製作。
雑誌「ムー」はオカルトを扱う老舗雑誌。 かつては、本屋ではこっそり買っていたものだ。 内容もUFOや幽霊の話、 世間話で話すことなどできない、 不遇な時代だった。 そんな、日本オカルト業界で、 編集長は豊富な知識と専門性を駆使して メディアに浸透、徐々に市民権を獲得してくれた。 三上編集長のトークは独特。 まじめに、事実と根拠を真剣に語るが、 最後は明るく落語のような落ちが付く。 聞いている側も、怖さより 楽しい気分で終われるから不思議だ。 あえて、そのスタイルは
澄んだ空気、色が変わっていく草木、落ち着いた時間。 ガレージバンドで作った音楽に秋の風景を入れてみました。
普通、余韻は見終わったあとに 感じるものだが、 劇中で感じてしまう。 この映画はさびれた町の さびれたカフェの話し。 不思議なよそ者が町に 現れる。 よそ者は訳ありの不思議な 中年女性。 映画の全編に流れる歌 『calling you』 いたく郷愁と余韻を感じる。 映画が終わっても頭の中で 繰り返し聞こえてくる。 乾いたアメリカの中部平原に 夕陽がさす。 風が枯れ草を丸くする。 人の人生なんて、荒野に吹く 風ほどの価値はない。 ボブディランがそう言ったか どう
みうらじゅん氏は 「ゆるキャラ」、「マイブーム」、 「ひとり電通」など 世の中を面白くしてくれる。 貴重な方だ。 ときどき、みうら氏の 本を探しに図書館に行くことがある。 図書館の本棚は、通常、 五十音順に並んでいる。 そのため、順番を目で追うと、 必ず、「三浦しおん」が先にある。 そのため、 間違って「三浦しおん」 を読んでしまうことがある。 さらに「三浦綾子」もあったりもする。 なぜか、三浦綾子を読んでいると 何をしにきたのか、 忘れてしまうこともある。 しまい
旅に出たくなるような季節になりました。 落ち着いた、のんびりできる旅行。 長い距離を移動する旅。 人それぞれですが、 そんな、旅に行きたくなるような 音楽を考えてみました。 初めは 大貫妙子のアルバム 『ロマンティーク』 その中、B面1曲目 『果てない旅情』だったかな。 ヨーロッパを旅するイメージ。 冷たい雨がふる中、汽車に乗っていました。 https://youtu.be/9i4_Sd6u94c?si=Avm_oaSakwI_OAbT 次は、 アメリカのギタリスト、
音楽さんに朗読してもらいました。 映像は万世橋博物館あたり、音楽はiMovieのサウンドトラック。
先日紹介した公園の公衆トイレに 異変があった。 なんと、白地の黒い線の絵に、 色が付き始めていた。 実はまだ、完成していなかった。 驚きもあったが、 楽しみがまた、ひとつ増えた。
昔、不思議な光景を 目にしたことがある。 渋谷区の真ん中で 実験的にたんぼをつくっていたところがあった。 そして、どこからか トンボが集まってきた。 どうしてたんぼを 見つけてたのか? なぞ。 匂いがするのか? 高所から探したのか? かつて森だった渋谷を 誤認識して、 迷い込んだのか。 トンボの目には過去、現在が 見えるのか。 それとも未来が見えるのか。 小さなたんぼに トンボがいるのは いい風景だった。 秋になると思い出す。
都立赤塚公園、舟渡サンクチャアリ
ネットフリックスの 映画『地面師』見た。 おもしろかったが、 生意気ながら、戯れ事として 自分ならこうするかなと、 勝手に別のストーリー考えてみた。 変更部分はベテラン 刑事役リリーフランキー。 詐欺集団の親分ハリソンに 殺されるシーン🎬。 廃ビル上階、自殺に擬装するため 突き落とされるが、 ここで老刑事は心理戦で、 踏ん張る。 家族を人質にされそうになるが、 元警察関係者の妻が、異変を 察知して、夫の携帯に電話をする。 ハリソンに突き落とされそうに なる時、携
日曜日の眠たい朝、 寝ぼけた頭にピッタリ。 マイケル フランクスの the lady wants to know イントロのギターが 夢の中に入り込んでくれる。 https://youtu.be/M9SP6F2O1Ls?t=25 少し目が覚めたら アンテナのボサノバ。 『南の海の魚』 聞きなれない フランス語の世界に 迷い込んでしまう。 https://youtu.be/WiciTWHB4SU?si=G8UTOHMhR7RoFX_1
秋に、 いのちをつかい果たす生き物がいる。 例えば、 それが蝶だ。 蝶は弱弱しい。 ところが、 大洋を横断する蝶もいるらしく、 次々と戻ることのない旅路に出る光景を見て、 レイチェル カーソルは 感歎していた。 他には、 ヘミングウェイの短編で登場。 冒険家、マンゴパークが 遭難し絶命しそうになった。 その時、目の前に小さな花が 咲いているのを見つけた。 こんな辺境で小さな花は堂々と 咲いている。 マンゴパークは何とか立ち上がり、 冒険旅行を進めることができた。 最後
白檀のにおい袋を買って、 枕元においた。 お寺や仏具のにおいがする。 原作地はインド。 仏教とともに日本に きたのか。 入れ物にしまっているが、 開けると芳るにおいのする木。 仏教徒に愛された草木は 故郷から離れた土地の人の 心をいやしてくれる。
びっくりした‼️ いつも通る公園の公衆トイレが アートになっていた。 それは、セミが一夜にして 脱皮して変身するように 突然。 トイレの外壁は 蝶やカマキリ、草木 よくかけている。 まさにバンクシー。 これで、また近くを通る時が 楽しくなる。 the art of toilet