雑誌「ムー」三上編集長のこと
雑誌「ムー」はオカルトを扱う老舗雑誌。
かつては、本屋ではこっそり買っていたものだ。
内容もUFOや幽霊の話、
世間話で話すことなどできない、
不遇な時代だった。
そんな、日本オカルト業界で、
編集長は豊富な知識と専門性を駆使して
メディアに浸透、徐々に市民権を獲得してくれた。
三上編集長のトークは独特。
まじめに、事実と根拠を真剣に語るが、
最後は明るく落語のような落ちが付く。
聞いている側も、怖さより
楽しい気分で終われるから不思議だ。
あえて、そのスタイルは
「ハッピー オカルト」
と自分は思っている。
ちなみに、三上編集長は、どんなピンチも
楽しむ名人。
地球滅亡を特集した際、
滅亡後の定期購読を読者に勧めることもことを
忘れない。
ムーと共に、長生きしてください。