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「幸せ」について考えた話&調べた話【まとめ】

1)【企画】のむすびに

【企画】あなたの「小さな幸せ3つ教えてください」に御応募して下さった方、そして読んで下さった方、ありがとうございました。

日々皆さんの「小さな幸せ」を拝読したことで、自分の暮らしの中で「そうか、これも、あれも幸せなんだな」と今まで気付かなかった所にも「小さな幸せ」を見付けられるようになり「幸せ感度」がUPした感触があります。
皆さんはいかがでしょう?

せっかく「幸せ感度」がUPしたので、今後の投稿記事の#⃣に小さな幸せ日記(感謝orポジティブ日記)を書くのも面白いかな?なんて思ってます。見掛けたら「やってるな」とあたたかい目で見てくださいね。(^^)

#⃣に「小さな幸せ」日記をつけちゃう件

①企画テーマを「小さな幸せ」に限定した理由は?

それは多くのnoterの皆さんも体感していらっしゃるように、「大きな幸せ」よりも「小さな幸せ」の方が大切だと感じていたから。
 また3つに絞ることは自分自身も難しく、内省につながったので、参加して下さる方もより自分自身の内面を見つめることにつながるのでは?と考えました。

企画のお題設定理由

②「小さな幸せ」を「大きな幸せ」より大切に感じる理由は?

「大きな幸せ」と「小さな幸せ」を自分なりの言葉で分類してみました。

「大きな幸せ」とは
何かが成功した幸せ・記録を出した幸せ・勝負に勝った幸せ 等
上記の例のように大きな喜びではあるが、一過性で持続しないもの

「小さな幸せ」とは
日常に既にあるものに対して気付いた人から幸せを感じるもの
小さな喜びかもしれないけど日々の暮らしの中で繰り返しある幸せ

松下の私見です

ということから
「小さな幸せ」の方が誰にとっても身近なものであり、また、一過性のものではなく持続していくものであると認識できるため「小さな幸せ」の方が「大きな幸せ」よりも大切に思えるのではないかと考えました。

2)企画「あなたの『小さな幸せ3つ』教えてください」を通して知りたくなった3つの疑問

皆さんの記事を拝読する中で「幸せ」について問いをもちました

❶「小さな幸せ」にフォーカスしていくとなぜかその幸せが「小さな」ではなく「大きな幸せ」のような気持ちがしてきたのはなぜか?

❷「小さな幸せ」は過去にあった「あたかかい記憶」や「嬉しい記憶」「努力した成果」などプラスの記憶と結びついている場合があるのはなぜか?

❸「小さな幸せ」のそれぞれは応募してくださった方の個性を反映しているけれど、どこか共通点のようなものを感じたのはなぜか?
★日常生活の中で五感や脳や心を満たしているもののように感じました。

3)「幸せ」について調べてみた話

そこでこれらの3つの疑問を解決するために資料を探してみたところ、樺沢紫苑著「精神科医が見つけた3つの幸福」(飛鳥新社出版)という本に出会い、Kindle版で速攻入手して読んでみました。(著作権に配慮して御紹介したいと思います)

樺沢紫苑著「 精神科医が見つけた 3つの幸福」より

私たちの日常的な幸福感を構成する主たる幸福物質3つに注目すると
🔵セロトニン的幸福・・・心と体の健康
セロトニンを分泌するには生活習慣を整える。癒される時分泌される。
睡眠・朝日・リズム運動/小さな幸せに気付く/「今」にフォーカス 

🟢オキシトシン的幸福・・・つながり・愛 
オキシトシンを分泌するには人間関係を整える。
「共感」「信頼」「寄り添い」を感じる時に分泌される。(友人・仲間・パートナー・親子・ペット・職場・ご近所 等)

🔴ドーパミン的幸福・・・成功・達成した喜び
ドーパミンを分泌する時は何かを達成したい時
「自己成長につながる」「楽しい」
「もっともっと〇〇したい」場合
行動や努力が必要な分、高揚感と興奮を伴う。
コントロールすることも大切。

樺沢紫苑著「 精神科医が見つけた 3つの幸福」より

著者によると、手に入れる順番が大切なのだそうです。
セロトニン的幸福 → オキシトシン的幸福 → ドーパミン的幸福の順番。

セロトニン的幸福 とオキシトシン的幸福は、建築における「 基礎」「 土台」と 考えるとわかりやすい 。「セロトニン・オキシトシン的幸福の「幸福の基礎」がしっかりと固まっていれば、その上にドーパミン的幸福は、 積み上げていくことができる。

樺沢紫苑著「 精神科医が見つけた 3つの幸福」より

また著者は次のようにも述べています。
セロトニン的幸福とは、「BEの幸福」、つまり「そこにある幸福」です。
外に出たときに青空を見上げて「今日も青空で実に気持ちいい!」と気付くことができれば、それでセロトニン的幸福に包まれるのです。なんと簡単なことでしょう。しかし、多くの人はそれができません。
中略
「毎日プチ幸せな人」が、結果として10年後に大きな幸せを得て、『幸せな人生』を手に入れることができる。

樺沢紫苑著「 精神科医が見つけた 3つの幸福」より

ドーパミン的幸せが持続しづらい性質があるのに比べて、セロトニン的幸福は持続力があるのだそうです。
例えば、「青空 は、10 回見ても、100 回見ても、1000回 見ても 実に気持ち がいい。清々しい。」ということ

樺沢紫苑著「 精神科医が見つけた 3つの幸福」より

4)3つの疑問について「精神科医が見つけた3つの幸福」に基づいて考えてみると

❶「小さな幸せ」にフォーカスしていくとなぜかその幸せが「小さな」ではなく「大きな幸せ」のような気持ちがしてきたのはなぜか?
⇒「小さな幸せ」つまり「セロトニン的幸福」を日々見付けていくことがその先の「幸せな人生」につながっているから
または、私見になりますが「小さな幸せ」の中に大きな喜びを感じ取ることができるから。


❷「小さな幸せ」は過去にあった「あたかかい記憶」や「嬉しい記憶」などプラスの記憶と結びついている場合があるのはなぜか?
⇒「小さな幸せ」をきっかけに「あたたかい記憶」や「嬉しい記憶」がセロトニンやオキシトシンの分泌を促すから。

❸「小さな幸せ」のそれぞれは応募してくださった方の個性を反映しているけれど、どこか共通点のようなものを感じたのはなぜか?
先行記事告知記事で4名のクリエイターさんの記事を通して、
「小さな幸せ」=「セロトニン的幸福」であると参加された方が共有して下さったから。「癒しの時」を御紹介下さる方が多かったです。また「楽しい」(意外な展開・知ること)を挙げて下さった方も複数お見えでした。

5)さいごに

樺沢紫苑氏の著書中に「小さな幸せ」を見付けることに関して、「多くの人はそれができません」という箇所がありました。実は「小さな幸せ」を日常の中に見付け、気付き、感謝することは難しいことのようなのです。
しかしながら、noterさんは日頃から記事を書くために日常の様々なことを観察し喜びを感じ、「小さな幸せ」を享受されている人が多いと言えるのではないでしょうか。プラスの視点で観察すれば「幸せ」が増し、マイナスの視点で観察すれば「不幸せ」が増すのではないかと感じています。

【樺沢氏の言葉の中で最も共感した言葉】

幸福は「今、ここ」にある!

「ほとんどの人は、今自分が持っている『小さな幸福』に気付かない。もっと『大きな幸福』『すごい幸福』があると信じて必死に頑張ります。(中略)今そこにある『小さな幸福』に気付かない人、今の『小さな幸福』に感謝できない人は、『大きな幸福』を手に入れたとしても『さらに大きな幸福があるはずだ』と思うだけ。永久に満足することはないのです。階段を上った先に『大きな幸せ』があるわけではありません。階段を1段昇る上るごとに『小さな幸福』がある。だから、『昇った後に幸福』になるわけではなく、『昇っている今』が幸福なのです」

★高い目標をもつことが全てマイナスなわけではありません。そのあたりはどうぞ樺沢先生著書を御覧下さい。

樺沢紫苑著「 精神科医が見つけた 3つの幸福」より

樺沢紫苑著「 精神科医が見つけた 3つの幸福」が気になる方へ
上記はほんの一部で「ドーパミン的幸福」のコントロールの仕方や「親切」「感謝」がなぜ良いとされているのか謎が解けます。😊✨
これまでの経験から「こうだよね」と思っていたことの脳科学的な裏付けを知ることができてオススメです。


🌈あなたをモチベートさんの「幸せについてのコツ」がいっぱい詰まった動画を御紹介します!
とっても詳しいので是非御覧ください(^^)/
大学生の頃からこんなふうに考えていらっしゃるのは素敵ですね!様々な文献を基に、それらを網羅して考察されています。樺沢紫苑氏の本も参考にされていました。

【幸せオタクが見つけた6つの幸福】どうすれば毎日幸せでいられますか?【完全保存版】動画


先行記事中の4名のクリエイターさんの記事のおかげで「小さな幸せ」のイメージを共有することができました。ありがとうございます。
下記の記事にリンクさせて頂いています。
⬇️

告知記事で使わせて頂いた記事⬇️
書き下ろして頂きありがとうございました。


多くの方の御参加、御協力ありがとうございました。
読んで下さった方にも感謝しています。


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